「なくもんか」 映画 

teru10162009-11-15

11周年特別デー 1000円  
今日は日曜だけど、大野城イカルシネマの11周年とかで?全作品1000円なんだって。 だから無料で観れるポイントがあったんだけど、それはやめて1000円で観た。 阿部サダヲは舞台では「朧の森に住む鬼」で観たが、顔もわからないくらい後ろの席であった。 でもそのすばしこさや、元気のよさはとてもよくわかったし、すっごく魅力的なチビだった。 そうそう、映画「舞妓Haaaan!!!」 が宮藤官九郎の脚本だったわ。 あれもお気に入りの映画のひとつなので、クドカン好きな分野かもしれないな〜。 でも、大人計画の舞台は、演劇ぶっくで見るそれは、結構。。。えげつないというかシモネタっぽいものも多くて、ちょっと食わず嫌いなのです。  ある夫婦が離婚後子ども(兄弟)それぞれを引き取った、ひどい父(伊原剛)に捨てられた、兄・祐太(阿部サダヲ)は世話になった店「デリカの山ちゃん」2代目をつぎ、ハムカツを超有名にする。 母(鈴木砂羽)に死なれた弟・祐介(瑛太)は、苦労の末、お笑い芸人として超売れっ子になっていた。 祐太は初代店主の娘・徹子(竹内結子)二人の子がいるシングルマザーと結婚。 徹子の母(いしだあゆみ)と5人家族。 偶然再開した兄弟だが、祐介は兄を認めない。 連れ子からもなかなか「お父さん」と呼んでもらえない祐太だが、いつもにこにこと優しく温かい。 だが、その笑顔が本物でないことを徹子や祐介は感じていた・・・・ すんごいエピソードの山々なんだけど、一番のぶっとびは徹子の子どもが不倫相手の環境大臣の公認の子どもであるってこと。 現実にはありえない〜〜 しかもその環境大臣推進のエコ運動を当の徹子が応援実践してるってことなんだけど、うーん? まだ愛しているってこと? 祐太にしても、おやじさんに世話になったから出戻りの娘をもらったのか? それからいつもにこにこしているストレス発散のために女装してバーに出てるってのもなんだかな〜? いや、おもしろいし、すごい笑ったんだけど、テーマが愛のはずなのに、なんだか無理がたくさん、あるようで・・・しかも、祐介が暗い!! 瑛太はきらいではないけど、どうもどの作品を観ても同じ印象、暗い。 竹内結子はよかった、キップもいいし、なんといっても女性受けする美人。柔らかい感じが昔から好きだった。 大臣への気持ちがイマイチはかりかねたけど、子どもの実の父親だからしょうがないか。 祐太を大事に思っている気持ちがとても感動的だった。 いしだあゆみ、わ・・ふけたな〜・・ あまりに痩せてるのも余計に老けて見える感じ。 もうちょっと肉がつくと若々しくなるのではないのかな。 ショーケンと分かれたころがこんなにゲッソリしていたよね。 ボケの演技が良かった。 ストーリーにちょっと疑問があったけど、総じて楽しく観れた。 ちょっと悲しい気持ちもしたけど。 ここのところ何を観ても深読みして沈みがち。 わーー!!っと笑えるだけのやつを観たいな。