「逝った男の残したものは」 ももちパレス

teru10162009-11-17

19時〜 5000円  トム・プロジェクトプロデュース
作・演出:水谷龍二 出演:竹下景子ベンガル綿引勝彦、山西惇
それなりに豪華な舞台セット、有名な役者だったのだが、どうも好みでなかったのか、話のおもしろさがわかりにくい芝居だった。 宇佐美加奈(竹下)は死んだ夫の話を聞くためと形見分けの為に生前の友人や世話になった三人の男を自宅のロッジに呼ぶ。 永尾(綿引)は夫と同年代の友人。 滝沢(ベンガル)は、嶋(山西)は仕事関係の知り合い。 加奈は夫の死が女に関係していると推理して真実を知りたがっていた。 いろんな事実が明らかになってくるにつれて、加奈は興奮したり納得したり・・・・  ちょっと見はミステリー風でもあるけど、死因の特定とか人間関係とかそこまで重きを置いていなくて、どっちかというと加奈の異常な愛情?を夫が死んだあとも見せ付けられる友人たち。。というか。 竹下景子童女のように可愛い感じでなかなか好演だったのだが、男三人がどうにもぱっとしないというかなんだろう?というくらい存在感がない。 まあ死んだ男も影が薄くてあまりイメージが膨らまないのだけど。 起伏のない話と役回りが見えない三人に興味を感じられなかった。 シアタークラブ、前回2回の作品はすばらしく面白かったので、余計に今回に期待しすぎたのかもしれない。 作品×役者の相乗効果がある舞台を来年度はお願します。