「ソング&ダンス 55ステップス」 福岡シティ劇場

teru10162009-12-02

13時〜 8000円  劇団四季
2回目、前回と大きく変わったキャストは渡辺正田中彰孝 シンガー3枠。 ライオンキングのシンバで彗星のようにデビューした田中アッキーはシンバの時から上回る歌唱力を身につけた。 すごく上手くなっていた。 以前も上手だったんだけど、若いというより幼い感じがしていたのに、もう大人じゃんw  なんとなく体も大きくなったような気がする。 いいね、いいね〜〜 今回はナンバーもだいぶ聞き込んできたので、それぞれに十分浸ることができた。 見たことのあるものは舞台が再現される。 しかし、四季はだいぶ見たつもりだったけど、まだまだすごい作品があったのだな〜と思った。 アンドリュー・ロイド=ウェバーはむろん、ガーシュインエルトン・ジョンは四季のミュージカルにかかせない。 今回、「ノートルダムの鐘」初めて聞く楽曲ばかりだったのだが、アラン・メンケンもすばらしい。 「ビーアワゲスト」は彼の曲だったのね。 『ミュージカルの宝石箱』とはよく言ったものだ。 きらきら輝く音楽とダンスの数々。 そしてオリジナルミュージカルや戦後三部作などもしっかりと再現されていた。 ノートルダムは話はなんとなく知っているのだが、これが四季で上演されていてカジモドを石丸さん、エスメラルダを保坂さんがやっていたと聞き、そのときに戻って舞台をみたかったと切に思った。 四季の舞台でなくてもいいからこの作品をもっと見たい。 (←間違っていました)ノートルダムの鐘」はディズニーピクチャーのアニメで日本語吹き替えが四季の役者というものがあった。 か、買いたい・・(^^;;  ノートルダムのナンバー「トプシー・ターヴィー」では全てが逆さま〜♪とオペラ座の怪人のマスカレードのように華やかな衣装とダンスの数々だったけど、クビに縄をつけられ、道化の王に祭り上げられたカジモドが哀れでしょうがなかった。 ここで拍手はできない〜〜(TT) エスメラルダの歌う「ゴッド・ヘルプ」はジーンと胸に染みこんできたよ・・ ダンスナンバーも最初から最後まで見逃せないすばらしさ! ダンスパートの何人かはチェンジしているけど、全然調和が乱れないのはさすが四季だ。 加藤さんのへそピアスは本物だろうか?  ただ、ちまたでもうわさの役者のハードワークにはほんとに気をつけて欲しい。 主役クラスになると同時に三演目くらいのスタンバイをしとかないといけないらしい。 そんなに切り替えが早くできるわけがないよね。 今年の四季のオーディションには1300人もの応募があったそうだ、最終合格は97名。 これだけの難関を潜り抜けてもなかなか続かないのは個人の資質以外にも何かあるような気がするのだが。。。。 またグチになっちゃった。 さて!12/2は「55ステップス」300公演達成日、かつ12/5に「ソング&ダンスシリーズ」1000回公演達成日ということで特別カーテンコールが実施された。 演目は「ハレルヤ」「シング・シング・シング」「ザ・ヴォールツ・オブ・ヘブン」の3曲。 スバラシイ・・(TT) 「シング・・」は私もアンケートで特別カテコに選んだ曲だったので、嬉しかった! 今回四季ファンにはたまらない演目となっているけど、初めての人だって、きっとこの歌とダンスのスバラシサは十分に伝わると思う。 千秋楽前にもう1回見たい。