「クレイジー・フォー・ユー」 福岡シティ劇場

teru10162010-04-04

13時〜 8000円  劇団四季
復活公演第一弾は人気作品CFY、これは四季ファンの多くがお気に入りだと思うのだけど楽しくて笑えて泣ける作品。 アメリカっぽくて豪快であっさり、すっきり。 初めてみたときはタップの多さと楽しさでほんとに驚いた。 1日の開幕後の新聞記事にやはり観客が少ないということが載っていたので、半分あきらめていったのだが、日曜とあって1階はよく埋まっていた。 2階のS席はけっこう空いていたかな・・ BCは埋まってたので、やっぱり安ければ入るんだよな〜〜・・・ いろいろ頑張って情宣してはいるものの、なかなか初めての人を連れていけないのが辛い。 さて、2階最前列で観劇したけど、しょっぱなから舞台セットの素朴さや独特のセリフがなぜか涙を誘った。 もう3作品終わったら常設で芝居はないんだろうなと思うと胸がちくちく痛む。 いやいや、目の前の舞台を楽しもう♪ ガーシュウィンの音楽はそれはそれは明るくて、舞台上では過疎村さながらの倦怠感が蔓延しているのに元気なポリーとひょうきんなボビーが笑いの粉をふりまいていく。 こんなに簡単に一目ぼれってするものかと思うけど、一目ぼれのラッシュww  ボビー&ポリー、ザングラー&テス、ランク&アイリーン、そして最後にはなんと・・・(*^^*)  いいな〜いいな〜愛はステキだ、恋は楽しい、もちろんそればかりでないことは若くない私にはよくわかっているけど、始めないと終わりもないのよ。 富豪の銀行家の息子ボビーは母親に後を継がせられそうになるが踊るのに夢中。 デッドロックへ差し押さえの仕事をしにいやいや向かったボビーはそこであったポリーに一目ぼれ。 劇場物件を救うためにザングラーになりすまし、ザングラー劇場の踊り子たちと地元の若者でショーを企画する。 その偽ザングラーにポリーは一目ぼれw  盛り上がった企画ではあったが辺鄙なところに来る客はなく、大失敗。 そこへ踊り子テスを追って本物のザングラー到着。 ザングラーの手腕でショーは成功。 そしてボビーとポリーは・・・ 他にも楽しいエピソード満載で一番好きだったのは二人のザングラーの飲んだくれ勝負。 ザングラー役の志村さんは渋いけどいろんな演目で重要な役についている、まさに要(笑) 加藤さんとのコンビで踊るダンスはおっとっとだったけど良かった。 ストーリでちょっとひっかかったのがこれだけ根性あって男勝りなポリーが公演をすっぽかしてボビーを追ったこと。 浅利さんなら容赦しないな。 あと母親からぽんと劇場をプレゼントされるボビーは某国の総理みたいだww  ま、楽しいから許しちゃう♪  そしてボビーを使うつもりだったザングラーが「しょうがない、代わりを探そう、それがショービジネスってもんだ」と言ったのは逆に浅利さんのセリフかとドキ!としたものだ。 客が入らなければ撤退する、これがショービジネスの世界だね・・・楽しかったけど、涙うるるの舞台でした(TT) 一緒に見た夫の感想は楽しかったけどポリー以外に可愛い子がいない。 シメル凸(`△´#)