19時〜 2000円 劇団We☆Can
2年前にワークショップ「シニアのための俳優講座」が開講。 その修了生が「よろぼし」を上演したのだが、会場が狭くてすぐに完売。 知人の女優さんも出ていたので観たかったのだが残念な思いをした。 そのメンバーたちが「もっと演じてみたい」という思いから劇団を旗揚げ。 チラシをみると人生の先輩がたくさんｗ さてふくふくホールをほぼ満席にして開演。 ５０代の同級生４人組はダムの底に沈んだ村の中学校があった場所へ行き、卒業のときに埋めた「星のかけら」を掘り出そうとしていた。 仕事や人生に忙しくしながらも心のスカスカを埋めきれない彼女たちは「星のかけら」に期待をした。 同時に村に展示の三体の仏像とそれを掘った仏師奉天の娘美弥子が再会。 美弥子もまた魔性の女といわれる悲しい心の持ち主だった。 ４人組と美弥子、仏像との思いが交錯して、流れ星とともにふたたび｢星のかけら」は光り始めた・・・ 話しもどぎつくない程度でミステリーっぽく、仏像たちがまたユーモラスでとても笑えた。 元々が劇団などに所属している女優さんと他の方はレベルの差はあるとは思ったけど、堂々と前向きに演じている方ばかりで好感が持てた。 田崎ヒサトさんという演出の方は初めてだったけど、温かい作品だったな〜 ここのところ若者の公演が多かったので、また目線が違う作品を見れてよかった。 二人の男優さんもいい感じで絡んでいたし、ヴォーカル（山口紗希栄）の歌や若さ、衣装もアクセントになっていた。 これからもステキな作品を上演してくれるといいなぁ〜(^ー゜)ｖ
