「Y時のはなし」 山口情報芸術センタースタジオB

teru10162010-05-15

19時〜 2500円  快快(ファイファイ)
週末に公演がないな〜と思っていたら、ツイッターで公演情報ゲット♪ ちらしとFPAPを基本として観劇予定をたてるのでそれ以外は見逃すことが多い。 この作品はこりっち舞台芸術祭り2010の最終審査の10作品のひとつ。 全部で応募は90くらいだったかな? 東京の劇団を近くで見れるのはやっぱりいいな、全部を見れるわけではないが時間とお金に余裕があればガンバレル。 日曜にあまり見れなくなったので金・土の夜の情報はきっちりチェックせねば。 さていくら近くとはいえ山口はちと遠かった・・ 会社を4時半に出て5時半の新幹線に乗る。 新山口駅から山口線に乗り換えて各駅停車で山口駅へ。 2両編成の電車にちょっと不安を持ちながらも山口駅ではタクシーがいたのにはほっ、以前大谷短大に行ったときに駅からえんえん30分くらい歩いたことをちょっと思い出した。 到着は開演10分前、30分前からcontact Gonzoによるパフォーマンスがあっていたらしいけど中庭に群がる人たちの後姿とけんか?しているような様子をちょっとだけ観た。 しかし、ここはすごくきれい。 新しい建物だろうか? 福岡では観られないような劇場だなと思った、大ホールもあるらしい。 タクシーの運転手さんが大ホールですか?と言ってたから。 スタジオBは100人程度かな。 3〜4列の座席を組んであった。 最前列で見たけど正解。 基本が人形劇だったから、けっこう下のほうで動いていた。 会場に入ると「こんにちはー」「いらっしゃいー」と元気な掛け声。 前に前に、つめてつめてと席の誘導も慣れたもの。 前説のときにももっと前が空いてるよ〜と声かけ。 チラシの束の中には折り紙の紙飛行機、演出で使うらしい。 失敗しないようにしなくちゃ。。 過ぎた客いじりはないが、観客参加型のようで好印象^^ お話はある学童保育の場所での先生と子どもとの話し。 大人の都合で住みにくくなっている子どもたち。 学童の中にもそんな子がたくさん。 ヨウジ(Y時にかけてる?)と女先生と男先生は日々の生活の中でいろんなことを考える。 子どもは嘘をついたり強がったり素直になったり。 いろんな学童仲間も出てきて、ヨウジが転校するまで仲良く過ごす。 子どもの事情は大人のそれより深刻。 現代における問題点でもあるかも。 人形劇であること以外にも小道具がおもしろくて、こまごまとした雑貨や妙な長い風船やマイクロカメラようなもの。 役者さんのお尻まで拝見してしまったし(*^^*) 役者さんはもちろん初めて観る人ばかりだったけど、とても上手い。 観客のほうがついていってるのかどうか・・・ だいたい山口の人ばかりではないだろうに。 終演後はアフターアワーカフェと称して、ドリンクを販売してスペシャルなイベント、蓮沼執太(ミュージシャン)によるパフォーマンス。 PC(もちろんMac)を駆使して音楽ライブをロビーにて実施。 全体の構成としていろいろ楽しめるようになっていた。 私はお芝居部分だけで十分よかったけどw もうちょっと近ければ通えるのにな〜  次回は来年のチェルフィッチュ公演だな、たぶん。