「インセプション」 映画 

teru10162010-07-28

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イカルのポイントカードを使い鑑賞。 ディカプリオ、渡辺謙主演のうわさの映画。 これは絶対おもしろいはず!という先入観は持たないようにしてるのだが、期待でわくわくなのはTVであった1時間の宣伝番組を見たせい。 スタッフや共演の役者たちがこぞって渡辺謙を褒める。 まあ日本の番組だから多少の気遣いはあるのかもしれないが、それでもディカプリオのことばには説得力がある。 日本人としてすごく嬉しい。 日本より海外向けの役者さんだといえるのかも。 それは英語ができる、というのが重要そうだけど、彼の英語はあまりネイティブではないような感じ。 私もしゃべれないからよくわからないが、ことばより体全体で他国の人ともコミュニケーションがとれる人物というか。 「ラストサムライ」でも派手ではないのだけどじわっとくる魅力があるな〜と思っていた。 大病を克服したという自信からもくるものかもしれない。 悟りの心境?  コブ(ディカプリオ)は他人の夢に入りアイデアを盗みだせる。 その特技を見込んだサイトー(渡辺謙)は「インセプション」を彼に依頼する。 今までやったことのない、いや実はやったけど失敗した「インセプション」をわが子のためにやろうとコブは最強のチームを作り、実践していく。 はたしてミッションは成功するのか?  スパイ大作戦のように各部門のスペシャリストが一堂に会し、わくわく。 夢の中の夢の中の夢の中の夢の中まで行っちゃって、わけわかんない状態ではあったけどそれが一斉に醒めるシーンは圧巻であった。 すごいーよくこんなこと考えつく〜O(≧▽≦)O  コブのプライベートの描写が生々しくて、妻との妙な状態やら子どもとの別れやら、でも究極の愛であることは実によくわかる。 世の中コブのような天才ばっかりだったらやっぱりこういうことを考え実践するだろう。 普通は望んでも叶えられない、それが現実なのだから。 妻役のマリオン・コディヤールはそうでもなかったけど、アリアドネ役のエレン・ペイジは良かったな〜〜  こんな雰囲気が好き。 男優では主役の2人はおいといて、好みはキリアン・マーフィー、道化っぽい役だったけどかっこいい(*^^*) とてもおもしろかった、それの一因として理解しやすい内容だったのがあげられる。 SFではあるが夢という誰もがもってる存在をうまくアクションに繋げた作品で、痛かったけど・・大変おもしろく観れた。