「コンパイル」 ぽんプラザホール 

teru10162010-07-24

20時〜 1200円  劇団無名
無名の小田さんは真面目で不器用そうに見えるけどそこがいいのね〜 いろんなところに客演されてるのはたぶん役者としての協調性を買われているのではないかと。 で、その彼の劇団無名の今回の本公演はなぜか池田商会の安倍さんの脚本にて。 コンパイルって昔(30年とか)プログラムを高級言語で組んで、コンパイル&LINK&GOってやってたような? 忘れたけど。 そのコンパイルしか思い出さない。 機械言語への翻訳って意味だったんじゃないかな。 この作品がなぜコンパイルなのかはいろんな出来事は各自の解釈(コンパイル)によるものということか。。 いや違うか、まあ、そんな題にこだわるまい。 前説で派手な金髪おねえさん(ローラ)が出てきて煽る煽る。 もうちょっと客席が埋まってればもっとノレたのでなかろうか。 お話は不倫中の間男(藤原)が相手(良子)の亭主(吉田)の帰りをを察知して逃げたのがマンションの隣の部屋だったって場面。 そこの住民の小説家(安倍)がまさに睡眠薬?を飲んでがっくり眠りについたとき。 パンツひとつの藤原はあわてて安倍を隠し、出版社系の訪問者(小田、花田)に対して小説家を装う。 花田から見張られている藤原は嘘の上塗りをしていき、どうしようもない状態に。 最初はちょっとゆるゆる進んでいたけど、後半はテンポよく楽しかった♪ よくキャラが立つって言うけど、あれはキャラクターとして成立してるという意味? あまりそういう見方をしたことがないんだけど、こういう人っているのかしら?とかはよく思う。 でもお芝居って非現実の世界なんだからありえない人物でもいいんじゃなかろうかと。。。 (この辺でやめておこうw) 実際の人物の名前と状況を模写して使うって芝居の手段としてあるのでしょうね。 ただし、本人でなく違う人物が演じているというやりかた。 舞台作家さんはみなさんかなり苦労して書いているようなので。 ここでは脚本でなく小説だったけどたぶん似ているのだろう。 しかし安倍さんの作品って池田で見たときはホラーっぽいものが多かったけど今回はシチュエーションコメディで。 ときどきわかんない話が入るけど随所に笑えるところがあって、さすが玉屋育ち。 ただ、それなりにおもしろいと思ってみたあとあまり印象が残っていないのがもう少しかな。 私の想像力の貧困さが原因だろうけど。 冨永エリさんは上手いな〜〜 なんか年のことがネタになってたけど、十分に人妻の色気があったよ! 藤原役の田中くん、すごく上手だけど、人妻と不倫してるから不真面目なはずなのに真面目っぽくて可笑しかった。 そういや裏切りの街の男の子役も田中くんだったね(苦笑  日替わり一発芸が劇中にあったけど・・・・・ あのネタ、わ、わかんなかったよエリさん(;´▽`A``