「落語、はじめました。」ネタバレあり 珈組 カフェソネス 

teru10162010-09-21

19時半〜 3000円(通し券、二公演二ドリンク付き) 
珈組と琲組それぞれ3名で2部構成。 今日は珈組だけを鑑賞。 1.「それはそれは」椿亭豆猫(酒瀬川真世)swayの小林民治作。 なぜかしばられて目隠しされ学校の屋上に放置されている女性。 そこへ毎年花火を見るのを楽しみにしてきたオバケたちの代表のバケ猫が立ち退いてくれとお願いに。 二人(1人と一匹?)の会話がおかしい。 化け猫らしく鬼火でしばられている縄を焼ききろうとしたのだが・・・ 2.「乱反射」 流洒落家 酔軒(手島曜) ”ながされやすいけん”と読むらしい笑 平岡陽介作。 一人暮らしの男が急に思い立って電車に乗って遊園地にいって海を見てマシンガンを乱射して・・って文にするとはちゃめちゃ。 3.「なすび」曽根巣家 月曜(光安 和幸)”そねすやまんでー”岡本啓充作。 代々漬物用に使われてきたなすびがパスタの具として油まみれに使われたと復讐の鬼と化す話・・ってw 短編だけどなかなか想像力豊かに見れるものばかりで楽しかった。 酒瀬川さんは落語というよりひとり芝居という感じだったけど、それでも落語仕様の和服(粋で可愛い)を来て、2役を魅力的に演じていた。 手島さんはより落語っぽく体をゆすったり、ビールを飲んだり、小道具なしでも情景を想像できた。 光安さんは前回一度やったせいか慣れている感じで一番落語に近かった。 狭い店内はぎゅうぎゅう満席。 ほとんどが役者さんか演劇関係者。 初めて話せた人もいてプチ感激。 そういえば勘タンさんが観客席にいた。 落語家さんの感想って聞いてみたいものだ。 落語は映画や舞台、TVでブームになってから寄席のない福岡でも定期的に演じられるようになってきたが、観客も増えてきているようでいいことだと思う。 私はちょっと余裕がなく反省中(^^;)