「踊りにいかないで」 ぽんプラザホール 

teru10162010-10-22

19時半〜 4500円(ペアで) 非・売れ線系ビーナス  
相変わらず客層が若い、非・売れ。 席につくとまわりがぐるりとたぶん10代〜20代前半の演劇系。 いやーおしゃべりがにぎやかだ♪ 今回は羊屋白玉さんがドラマドクターということで、いつもと違う作品かとちょっとどきどき。 エロはそのままだったけど、なんだか気持ちよく話がすすんでいく。 登場人物は6人。 ここんとこ人がたくさん出る舞台を続けてみてたので、少しゆったり観れたかな。 カイダ(北拓晃)は踊りに行ってばかりのオードリー(真吉)と住んでいる。 SEXだけでなく二人でゆっくりしたいカイダは彼の分身?亀(田坂哲郎)と彼女が行ってる教室へ行ってみる。 そこで、コトブキ(矢ヶ部哲)なつき(ぽち)なつきの父ヒデオ(手島曜)に出会ったが、彼等もまた理解できない。 亀は好き勝手に分析するが、一般論としてカイダくんが一番普通でまとも。 彼は悩みはずっと続いていく・・・ 非・売れ、久々のぽんプラザホールだったせいか身近で観れて楽しかった。 なつきがひきこもりでダンスを習うことによって外に出れるようになったということなどは社会問題提起もしているようで、脚本におもしろさと深さがあったと思う。 親としてヒデオに感情移入してみたが、つらいね〜 なつきの父親への態度とその逆の態度はほんとに切ない。 親の心子知らずとはよく言ったものだ。。。  コトブキのコトバで感情を表現できないというのも偏っているけれど、ありうることだ。 ことばでのコミュニケーション力不足のオードリーと必死で気持ちの疎通を図ろうとするカイダ。 地元に帰ってすっかり人が変わってしまったコトブキを「うらやましくない!」というカイダもまたわかる。 ダンスがとても上手なオードリー役の真吉さんはプロフィールを観ると四季の舞台に立っていた人だった。 すっごい存在感があったのでうなずけた。 アフタートークに白玉さんと演出の木村佳南子さん、田坂さん、司会に糸山さん。 ドラマドクターの経緯を話されて、白玉さんは木村さんの初一人演出に立ち会えて非常に良かったと言っていた。 ダンス系の人が演劇の演出のドラマドクター?と最初は思ったのだが、演出の手法はダンスも演劇も共通な部分があるようだ。 演劇を学んでいる人がいろいろ質問をしていた。 何かに一所懸命になれるっていい、ダンスでも演劇でもね。 そしては私は観劇に行くぜ!w東京でも暴れてきてくださいv(^∀^*)