「トイレット」 映画 

1000円  
同ブースで今度は「トイレット」鑑賞。 もたいまさこが続けて出演。 しかし他の出演者は外人だ?? おそるおそる見始めたけど、これ・・・おもしろいわ。 兄弟3人は母が病気で亡くなったあと、母の母(ばーちゃん)と暮らしながら、それぞれの抱える問題を自分なりに解決していく。 ばーちゃん(もたいまさこ)は日本人の設定だから彼等はハーフかクォーター?そういう外見には見えないけど、個性的な3人は最初しゃべらないばーちゃんと意志の疎通ができず悩んでいたが、だんだんと打ち解けていく。 オタクのレイは一見冷たそうだけど内面は優しい気持ちを持っている、ひきこもりのモーリーも心優しく、亡き母のミシンで自分のスカートを作って身につけ勇気を持とうとする。 大学生のリサは気が強いけど、芯がしっかりしていてやはり兄弟たちのことを心から心配している。 好きな男の子が兄レイのことを悪く言ったときに怒るしぐさがとてもほほえましかった。 しかし、前出のマザーウォーターのマコトと違い、このばーちゃんは暗い顔をして全くしゃべらず彼等とのコンタクトを拒んでいるかのように見えた。 でもそれも彼等の努力(と言っても英語でずっと話しかけるのだが)で徐々に和らいでいく。 レイのスカートを作る布代やリサのエアギター選手権への参加費用などを分厚い財布から出してあげるしぐさはうらやましい限りだった。 私もこんなばーちゃんになりたい!(無理だけどw) 餃子を作ってレイに食べさせてあげたり、舞台上で発作を起こしかけたモーリーに大声で励ましを送ったり、このモーリーの弾くピアノがとても心に沁みて、感動してしまった(TT) ばーちゃんは病気になって最後は死んでしまうけど、愛だよねー愛。  肝心のトイレットはどこで出てくるのかと思いきや、ばーちゃんは日本で使っていたトイレが恋しいのではないだろうか? と考えたレイがプラモデルを我慢してウォッシュレットを購入した、というところでやっとトイレが登場。 結局取り付けは亡くなったあとになったのだけど、文化の違う人種の共通項としてトイレがタイトルロールになったのかな〜と。 まあ、TOTOの全面的スポンサーのようなので、外国で上演されれば結構な宣伝にはなりそうな気がする。 ちなみに家の洗浄トイレはウォッシュレットではありませんw 観れてよかった、ラッキー♪