「愉快犯」 東京芸術劇場小ホール2

19時〜 2800円  柿喰う客  
この劇場がすごかった。 暗い時間だったせいかガラス越しの光がきらきら反射してすごくきれい。 かっこいい劇場です。 小ホールは地下だったけど、1階から吹き抜けのまま、エスカレーターで降りていく。 わお、リバーウォークみたいな建物を想像していたけど、全然違う。 イムズにかかっているような垂れ幕が正面に。 期待が高まる。 以前ぽんプラザホールでみたときはあまりのスピードでただ唖然としていたことを思い出す。 今回は負けないぞ〜(何に?  ホールに入ると卓上カレンダーのパンフレットが売っていた。 なかなかいいアイデア、卓上カレンダー大好きな私はさっそくゲット、いいね〜 実用性のあるパンフで♪ 缶バッジもたくさん売っていて一個100円!! こちらはトレードマークのネコちゃん?がいろいろなポーズで。 たくさん買いたかったけどぐっとこらえて1個だけ買う。 今回は発売日にチケットをとったので最前列。 あ、あら・・見上げるような舞台だったわ・・ 傘のように円錐上に色を塗り分けた傾斜のある舞台。 うーん、説明しにくい。 期待して役者の登場を待つ・・・・ 琴吹家は三世代家族の大金持ち。 だから働いてる人なんていない。 お金には困らないけど、困っていることが・・・ 全員ストレスに弱い。 愛情薄い。 ボケる。 お金では解決できないものばかり。 長女ツルコ(深谷由梨香2役)が謎の死を遂げてから、警察官のワザワイ(コロ)が琴吹家に出入りしている。 殺人を疑ってのことだったけど、真実は別のところにあった。 ツルコの父ケイジロウ(玉置玲央)は復讐に燃える 。母チユキ(七味まゆ味)は意味不明な行動を。 弟カメタロウ(村上誠基)はガチ受験を志す。 祖母フク(深谷由梨香)ボケまっしぐら。 はたして長女の死因は? とまあ、書いてみたらちゃんとストーリーが構成されているのだけど、上演は新体操を思わせるかのような動きとセリフの嵐。 動きのおもしろさは抜群だったのだけど、そもそも金持っててストレスあるってのが共感しにくいし、ボケ始めてるおばあちゃんも可愛くは見えても哀れではない。 ここってこういうものをテーマにするところだったのかしら。 こんな重い内容をこんなに軽く楽しんでいいのだろうか? という罪悪感をかかえての観劇。 どの役者さんも配置適宜だったけど、七味さんの摩訶不思議な動きと笑いが頭にこびりついている。 アフタートークでは中屋敷さんと弟役の村上さん。 二人とも可愛い。。。 観客とのリアルタイムでの直接やりとりをしたくて毎回アフタートークをしていると言ってた。 ピンポイントでしか観れないのが非常に残念。 継続してみていきたい。 せめて年に1回福岡にきてほしい。 ガンバレFPAP!w  終演後はいつも集まってくれるメンバーと飲む。 もうほんとに幸せ♪v(^∀^*)