「ピエロの赤い鼻 プロデュース公演」 スタジオ☆唐津クンチ

teru10162011-01-21

19時〜 招待 ピエロの赤い鼻実行チーム、九州小劇場後援
公募によるシナリオから選抜された7つの作品を上演。 唐津でやるのかと思ってたら実際は大楠だった(^^;; 井上寿夫さんの稽古小屋らしくて目印が全くないものだから夜に行き迷うこと迷うこと。 よくみんなたどりついたな〜 30人も入ればいっぱいになりそうな小屋にちゃんと高さのある舞台をしつらえて、音響とか照明と本格的。 壁にはポスターがたくさんん。 あ、ラインキングもある。 私がみた回は7本のうち4本。 九州小劇場の役者さんが中心になって演じる。 「気づかなかった男」遭難し死んだのに気がついてなかった男二人の話。 携帯電話をとれないとか触ろうとしても触れないという演技がおもしろい。 「柿守り」幼い息子が自分が嫁入りのときもってきた柿の木から落ちて死んだことを看護師に語る老婆。 自分もそうだけど強烈な思い出はうれしいことより辛いことのほうが多い。 「張り込み」映像で、男女の刑事がコンビニ前で張り込み中。 その会話が楽しい。 ちょっと照明的に暗かったけどあれは効果かしら? 「埋み火」六条御息所光源氏に対する業深い愛と葵上に対する凄まじい嫉妬心を妖艶に一人芝居で。 あと、上燗家勘米さんによる落語。 ヨッパライと屋台のオヤジとの話。 飲んだり食べたりするさまが絶品。 短編集のようだけど、映像や落語も入れて、飽きない構成になっていた。 全体で1時間強。 新進作家の発掘が目的とのこと。 第一回と銘打っているので、これからも続けていくのだろう。 応援します(^▽^)/