「BEN」 北九州芸術劇場小劇場

teru10162011-02-23

14時〜 2700円(平日マチネちょい得) 北九州芸術劇場プロデュース
作:鈴木聡、演出:松村武。 福岡や北九州の役者さんが多く出演。 BENですよ、BEN。 人間の究極な欲求ですねw トイレにお世話にならない人はいない。 ぽっとん便所出身の私はほんとに現在のトイレの快適さにはうなるのみ。 子どものころはトイレは怖いところだった。 くさいし、暗いし、下に落ちそうだしw  落ちる夢見るし。。(ノ_-;) 高校時代から水洗トイレになって、なんて快適だと思ってたら今度は洋式。 次は洗浄トイレ。 PC並みの展開の速さだ。 おっと。。。脱線しすぎた。。  BENの主人公は名前が勉(べん)←男の子。 トイレネタが多い子どものころから高校、大学、社会人とトイレとともに生きてきた。(誰でも当たり前だけど) 就職が予想どおりトイレの会社(北九州に実在)ってのも究極ではある。 しかし、トイレが主人公なのではなく、普通の家族のあり方、恋愛や友情、そういう人間くさい部分を存分に見せてくれる。 役者さんでは勉役の(小林類)山根役の(仲島広隆)祥子役の(折元沙亜耶)等の演技はすばらしかった。昔から一流企業のこの会社なのに開発の努力を惜しまず、時代の先端を行く洗浄便座を開発するのに相当苦労したと聞く。 それが舞台でよく出ていた。 ラストの104歳のおばあちゃんの独白までいろんなエピソードてんこ盛り、私ら年代には懐かしい音楽もたくさん起用していてとても面白かった! 逆に今の若者にはぴんとこないかな〜という懸念はあったけど。 鈴木さんの作品はラッパ屋で何回か観ているので安心して観れる。 松村さんは名前だけは知っている。 いつかきっと「カムカムミニキーナ」みにいくーんだ!