「アトム」 ももちパレス大ホール 

teru10162011-02-22

19時〜 招待 わらび座
ミュージカルは好きだけど、ももちパレスは遠いし、わらび座はまだ観たことがないのでちょっと躊躇していたが、招待券と一緒に熱烈おすすめメッセージが届いたのでそれならぜひ!と。 アトムは鉄人28号と一緒に子どものときによく見ていたアニメ。 と言ってもあまり内容を覚えてないのはかなり幼かったのかしら? 手塚治虫氏は熱烈なファンが多いし、亡くなってなおその作品は愛され続けている。 わらび座はかなり長い歴史を持つ劇団のようだ。 手塚氏の作品をベースに作られたのは「火の鳥」から2本目。 これは見逃したので今回観れたのは幸運だった。 近未来の日本、ロボットと人間が共生している。 その無限の力は制御され絶対的服従をさせられているロボットの一部では不満も出ている。 トキオ(三重野葵)は音楽を愛するロボット。 音楽仲間で稽古している場所に人間がやってくる。 それがきっかけで仲間のアズリ(尾樽部和大)が死んで(壊れて)しまうことに。 アズリと恋仲だった人間のマリア(碓井涼子)は嘆き悲しむが、人間に復讐しようとするトキオ等にアズリはそんなことは望んでいないと言う。 トキオの先生、神楽坂町子(椿千代)はアトムの電子頭脳をトキオの中に隠していた。 アトムの思いを胸にトキオは考えを変えてロボットたちを説得する。。。 果たして人間とロボットは共存できるのだろうか?   ミュージカルとしては歌、ダンスともにかなりのレベルだったし、社会派演劇といっても過言ではないような作品だった。 あまり現実味のない設定ではあったけど、ロボットを社会弱者に置き換えると非常に現実味を帯びてくる。 役者さんはだいたい均一なレベルで良かった。 突出している役者さんは思い当たらなかったのは劇団四季的作品重視な観点があったからかもしれない。 私はドクタースーラは好きだったな〜  声も演技も良かった。 重厚だった。 脚本・演出は横内謙介氏。 振り付けがラッキィ池田?  あらん・・・危ない振り付けを思い出したりw  また機会があれば観てみたいわらび座です。