「DOLL HOUSE DOLL」 甘棠館Show劇場

teru10162011-06-11

19時〜 1000円 hen house
今村映子さんと数名の女性で立ち上げたユニットhenhouse。 にわとり小屋って意味よね? なんだか賑やかそうだ。 今村さんはホールブラザーズの公演で女優さんとして出られたのを観たのが初めてかな。 すらっとしていて、ボーイッシュで美人でステキな女優さんだと思ってたら、戯曲も書く、演出もする。 そして衣装はご専門のようだ。 すご〜〜い!  ある閉鎖的な人形師の仕事場に応募してきた女性3人。 「まり子、絵美、早苗」それぞれにわけがありそうだけど、採用試験をクリアできた若干名が高給の仕事をもらえるというこの仕事に戦々恐々。 お掃除のロボット?人形?の「弥生」は、瞬きもせず、まさに人形の演技。 意味のなさそうな動きをしたり、掃除機を動かしたり、まり子のタオルを奪ったり。 ここの職員か採用係なのか、「イシダ」はテキパキとしてはいるが、何を考えているかわからないし、応募者を運ぶ運転手の「神原」と気があわない。 パンフにファシリテーターとあったけど、ファシリテーターってこういう人を指すのね。 はたして誰が採用されるのか? 雇主の人形師は誰なのか? 採用の目的は? 先が読めない。  登場からして目隠しして連れてこられたりで怪しさ満載で、ホラーっぽい作りにはなっていたけど、とにかく可愛い女優さんばかりなので怖さがあまりないw その中でラストのまり子の表情は際立っていた。 甘棠館Show劇場という狭い劇場だったので効果がすごくあったと思う。 まり子(峰尾かおり)絵美(一ノ宮亜葵)イシダ(砂川道子)弥生(中村とし子)は今までも何度も魅せていただいた魅力的な女優陣。 早苗(宇ノ木靖子)神原(前野亮子)は初見。 かっちりとした脚本で満足。 それぞれのキャラが際立っていた。 次回公演も決まっているようで楽しみ♪ 希望は同じパターンにならないでということ。 いつも新鮮な感じを表現し続けて欲しいな(^^ )これは保守的な自分へカツを入れて欲しいということでもある。