「キッズ・オールライト」 映画 

teru10162011-06-19

1000円  夫婦割引
久々のKBCシネマ。 本日公開で興味津々、おもしろそうだな〜と。 トークイベントもあるらしい。  トーク主催:西南学院大学法学部田村元彦演題:「私たちも大丈夫 ―同性愛とこれからの家族のかたち―」   同性愛はメディアではよく見るけど、実際の私の周りにはないもの(或いは気がつかない)だけど、隠すものではなくなってきたような気がする。 今やプライベートも切り売りされる時代。 完全に隠せば可能だろうけど、人間カミングアウトしたい生き物なのかもしれない。 「実は私・・・・  ○○だったんです!!!」みたいな。 私自身もそういうのは否定できないところはあるんだよね、でも隠すけどw  話はレズビアンの二人が精子提供の人工授精でそれぞれ一人づつ子供を産んで4人で暮らしている。 そこへ精子提供者が入り込みそうになる。 家族の危機!! それだけなんだけど、さまざまなエピソードにより、これだけ話を膨らませられたということがすごい。 レズの二人ニック(アベット・ベニング)ジュールス(ジュリアン・ムーア)のレズっぷりも面白かったし、ポール(マーク・ラファロ)との関係も面白かった。 彼は最後が悲しかったけどね。 想像に絶するところもあったけど、世の中いろいろあるのだとの理解にて。 アリス・イン・ワンダーランド出演のミアは良かったなぁ〜〜〜 清純なイメージが素晴らしい。 物語としては起伏が緩やかだったけど、ドキュメンタリーにもなりうる真実味の深い作品になっていた。 ともかく同性愛だろうが異性愛だろうが、家族愛には変わりないわけで、ラストの娘と離れるシーンは涙滂沱。 自分もそうだったな〜  この世の終わりくらいに悲しかった。 今はらくちんでいいけどねw トークは田村先生が司会で3人のゲストに自由に話してもらうもので、当事者であるお三方の話がめっちゃ面白かった。 資料として同性愛に関する書籍や映画の紹介があったけど、これがけっこうあるある。 良くも悪くも知っておくべきことかなと思った。 演劇ならアフタートークは30分くらいだけど、たっぷり1時間20分のトーク。 うわ〜〜楽しいけど長い!! 質問は少な目だったけど、こういう画期的なイベントに出会えてよかった。  来年はミュージック・サミットに行ってみたいです。 はい(^^)