「劇団衛星のコックピット」 北九州芸術劇場小劇場 

teru10162011-09-11

14時〜 2500円 劇団衛星
とても面白かった! 斬新で好きな芝居だった! 衛星の舞台はまだ観たことないような気がする。 と思ってたら観てました。「大陪審」2007年。 でもごく普通の話だったような記憶があるのだけど。 蓮行さんの本は借りて読んだけど、およそ演劇人っぽくないところが興味深い。 手段として演劇的手法は使うのだけど、普通の会社の研修みたいな。 私も新入社員のころを思い出す。 実務の研修と合わせてそう。。精神面の研修というか、そういうものがあったような気がする。 もう30年以上前なのでよく覚えていないのだがw そのときに演劇的手法を学んでいたら今どういう風に感じたかな。 そう考えるとおもしろいよね。 さて、今回のコックピット。 最初からもうわくわく、チケットを渡して入場したのに、さらに搭乗券を配布w おもしろい。 受付のおねえさんもちゃんと制服着用で可愛い! あ!写真撮り損ねた!  コックピットということでか、前のほうは桟敷席。 さすがにこの歳で桟敷はきついので、椅子席で。 それでも開場して入ると結構窮屈な席割、いや全然かまわないし。 まさにコックピットの操縦席が舞台。 なんのかというと松戸重工製作のロボット?装甲魔人ヘラクレス!!  松戸重工の宣伝らしき工場の映像がロビーのモニターに映し出される。 凝ってる!! 「マツド〜ジュウコウ〜〜♪」とテーマソングが繰り返されていていやでも頭にこびりつく(大笑) 話はなぜか近未来、装甲魔人ヘラクレスのクルーたちが日々の点検に飽きてきたころに、タイミングよく悪者登場。 国との絡みもあって、なぜかその相手と戦うはめになるのだけど、クルーたちは喜んでいたのだ。 常務の元山は奇癖がある変態風だが、実は超天才でヘラクレス製作には大いにかかわっていた。 昔子どもと観たTVの戦隊物っぽい気もしたけど実はもっと深い意味もあったのだろう、飽くまで気がするだけ。 国から損害賠償を求められていたけど、それってウルトラマンの時代からいつも思ってたこと。 いくら悪者と戦ってもこんなに町壊していいのか?って  達者な役者ぶりに注目。 たぶん常務役の森岡(蓮行)が主役かもしれない、いい男なのになぜか変な感じ。 女性2人に迫られるなんて、普通自分では書かないよね〜 ○○オープン大サービス?で観客も大喜び♪  他の登場人物もそれぞれに魅力的でおもしろい。 添乗員?のお姉さん(黒木陽子)は前説とときどき壁から顔を出して解説、うける〜〜  話の深い部分はつかみにくかったけど、舞台装置のおもしろさと役者さんの上手さですっごくおもしろかった。 狭かったので、前方の変な装置(元山が触ると変になるやつ)が何かよく見えなかったのが残念。 劇団衛星は要チェック劇団となりました(^^)v