「江戸の青空 弐〜惚れた晴れたの八百八町〜」 北九州芸術劇場中劇場

teru10162011-12-11

13時〜 6000円 北九州芸術劇場プロデュース
脚本:千葉雅子 演出:G2 「江戸の青空」パート2、前回に引き続き、落語ネタ満載の一品。 役者さんが豪華で十分に満足した。 しかも会員の友達に取ってもらった席がなんと最前列センター! ありがとう友よ!!!!  もちろん、壱にひきつづき、千葉さん、G2さんの作品を楽しみにしてきたのだけど、今回は先日の三銃士で会えなかった、吉野圭吾さんが出演、そしてヒーロー、ヒロインに歌舞伎界より坂東巳之助さんと初舞台の朝倉あきちゃん、初々しくて可愛い♪ 演技的には二人とも勝手が違うのかムニムニっときょどっている感じだったけど^^;  ハハ  最前列で観る分にはアップにも耐えうるし問題なしかな。 後方の方はどうだったかなー?
物語は白木屋のお嬢さんのせつと、奉公人の徳三郎との身分違いの恋話。 親に決められた結婚相手の彦六にも秘話があった。 応援してくる叔父夫婦も途中でとんだ展開に。 白木屋に勤めるばあや、丁稚どんも楽しくてゆかい。 いろんな恋の場面での誤解や嫉妬、勘違いが笑える、けどじれったい。 白木屋の主人庄左衛門は色恋さかんだが娘も可愛い。 演じる松尾貴史さんのいまわの際の演技がおかしくておかしくて。 そして、妾の富に美しすぎる花緑さん!(顔がなければ) マッチョな裸体を披露してくれた戸次さんにも拍手!
妻に逃げられたとか自殺しそうになったとかけっこう深刻な部分もあるんだけど、全体的にほんわかとした内容で安心して楽しめた。 千葉さんの脚本はあったかくていいな。 落語の温かさ、威勢の良さ、いやなことがあっても忘れちまえ!的な部分がとても良かった。 パンフにあった劇中落語はなんと12個! たった1個しかわからなかった、とほほ。 それにしても、リピーターが大勢いる模様で、え?と思うところで異常に観客が沸く。 たぶんアドリブ部分は毎回違うのだろう。 ちょっと疎外感はあったもののそこまでかりかりしなくてもいいか。 吉野さんの出待ちはしていませんよw また?があることでしょう!(^^)