「Acid Waltz」 ぽんプラザホール

teru10162012-03-02

ペア2000円  BPE.
かなりイケてるメンズユニットBPE. この情報を得たときに最初に思ったのは「4Knights」これはミュージカルの貴公子軍団なのだけど、BPE.って演劇版4ナイツじゃんと、一人でほくそえんでいた。 イケメンはその外面からかなり高いハードルを課せられる。 勝手に期待されて勝手に失望されることもあるかもしれない。 そういう意味ではこの4人は自分がイケメンであるということを理解してないか、超越しているか。 その特権を上手に使ってる集団だと思った。
「神の息吹」というあやしいサークルに集まってきたのはコードネーム政治家(鶴賀皇史朗)メシア(豊永英憲)革命家(林雄大)マフィア(山下晶)思想家(松野尾亮:客演) 政治家、思想家、革命家が最初にありきで、マフィアはちょっと離れているところから見てる風、メシアは最後に入ってきて波だてる役目。 「我はメシア、破壊なくして再構築はありえない」 何がなんだかよくわからない展開だったけど。 最後にやっとわかった。 すべて一人の人格だったということ。 全て強気だった彼らの中で、弱気を徐々に表すマフィアの告白。 私はプライベートでも男の強さと弱さを十分に分かってきているつもりなので、あーやっぱりね、という気持ちをぬぐえない。 男故の弱さというか理解不能なことを言ってるよな〜っと 命を産み育む性は絶対に強い、それは生涯産まないとしても産める性であるという強みなのだ、と思う。 女性が長生きなのもわかるような気がする。 一転、精神病患者等は女性の割合が多いらしいけど、実際病魔が潜んでいるのは男性が多いのではないかと言われている。 それだけ男性をとりまく状況は困難を極めているのかもしれない。 芝居と関係のない話になってしまったけど、最近本当にこういうテーマの演劇が多い。 私にとってはちょっと苦しい展開ではあるのだけど、避けては通れないってことなんだろうなぁ。。。