「M.クンツェ&S.リーヴァイの世界 〜2nd Season〜 ウィーン・ミュージカルコンサート」 キャナルシティ劇場

teru10162012-03-14

13時半〜 11550円  製作:東宝 ピクニック&博多座presents
やっと福岡にきたウィーン・ミュージカルコンサート、2ndは「レベッカ」「マリーアントワネット」「モーツァルト!」「エリザベート」の4つ。 発売すぐに完売!席数が少ないからしょうがないけど、久しぶりの最後列には驚いた。 でも、隣り2席は空いてたけどねw  前出の順に2公演ずつ1幕、2幕と続く。 新しい作品の順になっているようだ。 「レベッカ」以外は福岡で上演されていたので、よく覚えている。 CDもよく聞いているので、つい口ずさみそうになる。 この劇場にはオケピがないので、舞台上後ろにオーケストラがいた。 コンサートだからそういうものか。
 
レベッカ
初めて聞くものばかりだったけど、重厚さと印象的な歌詞に酔う。 「レベッカ〜♪」のフレーズは誰でもすぐ覚えてしまうだろう。 YOUTUBEを探して聞いてみた。
http://www.youtube.com/watch?v=4NtSE_tqtVg
東京まで観にいった知り合いの感想も聞いたし、ちょっと他の三作品と年代的にも違う部分もあるので再演は厳しいかもしれないけど、できたら福岡に来てほしいな。

☆マリーアントワネット
涼風真世さんのこの作品は「ベルサイユの薔薇」を読んでいた私はマリーアントワネットが悲しい可哀そうな女性だというイメージしかなかった。 でも、愛に生きぬき、彼女なりに国や家族をも愛した戦う女性だったのだなと感じた。 土居さんを久しぶりに観たのもこの作品だったかもしれない。 ちなみにドイツでフェルセン役をやったパトリック・シュタンケが参加。 ドイツ語、英語で歌うナンバーは意味はわからずとも心を打った。 体格は縦横とも井上芳雄くんのひとまわり上。 同じ役をやっているけど印象が違うだろうなと苦笑。 

モーツァルト
芳雄くんと中川晃教くん、どちらも良かった作品だったけど、よりハングリーでおびえる感じは晃教くんのほうが上だったかも。 芳雄くんはどうしてもセレブっぽいからね。  でも、歌はやっぱり素晴らしい!!! 今回のコンサートではシカネーダーのナンバーを踊りながら歌う。 吉野さんも観たかったけど芳雄シカネーダもなかなか♪ 土居ナンネールも雰囲気があっていてよかった。 再演になったら彼女もキャスティングしてほしい。

エリザベート
一番好きなエリザベート、何度観に行って、何回CDを聞いただろう? 福岡であったキャスティングはだいたい観たと思うけどやっぱり一路さんが一番良かった。 そして山口トート。 昔より声量が落ちたと言われている彼だけど、味があって好きな役者さんだ。 MAのカリオストロ、M!のコロレド大司教も似たような感じではあるのだけど?はまり役だ。  ルイ16世ですごくかわいかった石川禅さんもコンサートに参加。 相変わらずいい声してる。そして、ラストの「闇が広がる」は圧巻だった。

クンツェ&リーヴァイがこれらの作品を、役者を輝かせてくれる、訳詞はちょっと無理がある所ももあるので申し訳ない気もするが、やっぱり好きだな、ミュージカル♪