1000円
レディースデイ、森田芳光監督の最後の作品ということもあるし、松山ケンイチが大好きなのでこれは見逃せないぞと。 予想通りのほんわか映画。 いい人と予定調和満載だったけど、たまにはこういうのも観ないとハードな映画ばかりじゃ疲れる。
小玉（瑛太）はコダマ鉄工所の社員、一応社長子息、小町（松山ケンイチ）はのぞみ地所の社員、ひょんなことで鉄道好きな二人が出会ってから、お互いの鉄道への関わり方や恋愛話などでどんどん親密になってきた。 あるとき二人で旅して出会った筑後（ピエール瀧）も鉄道大好き人間、彼の模型を修理してあげたりして三人もいい関係になった。 女性関係は不器用な二人だけど、そういう部分を好ましく感じる女性も多いものだ。
偶然にものぞみ地所が取引したがっていたのが筑後が経営している会社で、そこからまたコダマ鉄工所へ繋がって、まさに芸は身を助く（？） 趣味が仕事に影響するってなんだかうらやましいなぁ。 話に起伏はないものの、エピソード満載で実に楽しい♪ えーっと・・・ ピンポイントで鳴る効果音ってなんだろう？ ゲームっぽい感覚？？ ときどき出てくる親父ネタやギャグも苦笑いを誘う。 出演者の名前が総じて列車とか地方の名前。 私でも知ってるくらいだから鉄ちゃんたちにはたまらないんだろうな〜 小町の福岡転勤もあって、福岡の景色がいっぱい！ これはうれしい。 中洲は・・・どうでもいいけど^^; 他にも地方の列車からの風景がすてきでそんなに列車好きでもない私でも電車に乗りたい！と思わせる。 九州支社長の湯布院（三上市朗）も良かったな〜〜 私世代では伊藤ゆかりや星野知子らの出演にもどきどき、小指の思い出。。って古いよ^^; 松坂慶子さんは年取って力強くなったな〜〜 小玉の父に笹野高史、歌舞伎で観たときも良かったしオールマイティな役者さんだ。 ちなみに4人息子がいて全員役者だって、驚いた。
