「テルマエロマエ」 映画 

teru10162012-05-03

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5本観るとタダの券を使った。「本日1300円ですけどよろしいですか?」あらそうだったの?まあいいか。 原作(1巻だけ)を読んで、歴史もおもしろかったし、テーマが戦争でなくお風呂だからかなり興味を持った。 古代ローマ帝国のルシウス(阿部寛)はテルマエ(お風呂)の設計技師。 その風呂でおぼれ、現代日本にタイムスリップしたルシウスはさまざまな日本の風呂文化を持ち帰り、新しいテルマエを作り、絶賛される。 皇帝アドリアヌス(市村正親)はルシウスに自分専用のテルマエを作らせる。 そしてたびたび日本にタイムスリップするたびにそこで会った真実(上戸彩)はルシウスに恋をする。 彼女は漫画家の夢やぶれ実家の温泉宿に帰ったばかりだった。 話に太い筋があって、エピソードがこれでもかというくらいについていて、ローマと日本の風景が実にすばらしくて、全く飽きさせない展開だった。 戦場にオンドルを作るという発想にも驚くけど、偶然タイムスリップした真実の両親や宿の常客たちがローマのために働く様にはルシウスでなくても感動した。 当時は奴隷制度が当たり前だったけど、それはおいといてw  原作ではもっと細かい描写があるのだろうけど、映画は十分に楽しめるものだった。 作者のヤマザキマリさんはイタリア人の夫と子供とシカゴに住んでいるらしい。 両方の国を愛する人ならではの視点で書かれたものだったんだ。 上記の3人以外にも味のある役者さんが揃っていて、見ごたえ十分だった。 ケイオニウス(北村一輝)は軽薄なプレーボーイ役でちょっと可哀そう〜 真実の両親に笹野高史キムラ緑子、すごい贅沢。 おじいちゃん、おばあちゃんがたくさん出るのはほのぼのとしていいなぁ。 観終わってみんなにおすすめしまくり(^^)v
しかし、上戸彩のローマロケに便乗して、CMを作るってちゃっかりしているな〜〇oft〇nk^^;