「スノーホワイト」 映画 

teru10162012-06-20

1000円  
レディースデイ
グリム童話の「白雪姫」はたぶん子供のときに読んだ。 でもディズニーのそれのほうがやっぱり印象に残ってるね〜 シンデレラと同じで。 王女スノーホワイト(クリスティン・スチュアート)は継母のラヴェンナシャーリーズ・セロン)に幽閉されている。 美に敏感なラヴェンナが鏡の精にこの世で一番美しい人を尋ねたときに、もうすぐスノーホワイトに追い越されるよ〜と言われ、彼女の心臓を食べちゃいな、永遠の美貌を得られるよ、とそそのかされ、そうするわ! と連れ出そうとした隙を狙ってスノーホワイトは脱走、魔法の森に逃げ込む。 そこは妖精やこびとたち、魔物が住んでいた。 連れ戻そうとハンツマン、エリック(クリスヘムズワース)を雇ったラヴェンナは彼の死んだ妻をよみがえらせることとひきかえにスノーホワイトを連れ戻すことを要求する。 そしておなじみの王子様ウィリアム(サム・クラフリン)も登場。 白雪姫はただのか弱い女性ではなかった。。。。 
なんか違うぞと思ったのは、スノーホワイトの力強さ、子どものときから幽閉されていたのにこんなに逃げる体力があるなんて? とかなんで馬の乗り方を知っている? ツッコミどころは多かったけど、とにかくかっこいいスノーホワイト。 ラストに至ってはジャンヌダルクばりに甲冑をまとい馬を操り、軍を指揮する。 その力強さはトワイライトのベラと同じで女性が内面に秘めている力強さそのものだ。 剣の使い方をエリックに習う様はかっこよかったな〜〜  ひきつけて刺す! 勉強になりますww  ウィリアムでなくてエリックのキスで目覚めたのは?? なぜだろう〜〜  それから実に怖くてきれいなラヴェンナにも拍手。 CGで老けたり若返ったりのエイジングいったりきたりも面白かった。 永遠の美貌を欲しがる彼女もまた女として理解できるけど、永遠なんて空しいものなのにね。 でもシャーリーズ・セロンはそんなラヴェンナに共感してこのオファーを引き受けたという。 女優ならでは感覚かもしれない。 弟フィン(サム ・スプルエル)異常で強烈なシスコンにも恐れ入る。 鏡の精がどろどろっと溶けて人の形になるとか森の妖精たちとかトロールとか、映像の奇抜さにも魅かれた。 ほとんどが泥汚い状況の中での戦いだったので、ラストの戴冠式の美しさには見惚れた。 やっぱり童話はハッピーエンドがいいね。