「ガラ博」 甘棠館Show劇場

teru10162012-07-09

19時半〜 1000円  
☆手島曜作品「ザ.くそったれ!モンスターズ...解散。」キャスト:松野尾亮、吉田忠司、石丸明裕
手島さんらしい、ロックな作品だった。 舞台上にエレキギター?があったのできっと松野尾さんが弾くのだろうなと。 そしてエレキギターを電源通さず弾くとあんな感じになるのは初めて知った。 ストーリーは男3人のシェアハウスの様子。 まあ、それはそれはぎちぎちで大変だな〜って。 でも出ていけないのはお金の問題なのね。 タナカさん(松野尾亮)はあと2人との同居を余儀なくされている。 カツラギさん(吉田忠司)クロイワさん(石丸明裕)みんなわけありだけど、やっぱり同居は無理があるよね。 カツラギさんのテンション上げからそれをよみとる。 クロイワさん、原発で仕事か。。。 そういう人多いのかもしれないね。 重苦しい部分もあったけど、演劇の脚本としては惹かれるものが多かった。 手島さん、作家デビュー。

☆椎木作品「たんぐる」 キャスト:
赤影(多田香織)白玉(横山祐香里)むらさき=頭領?(阿部周平)青柳(松田裕太郎)緑茶(田中基康)骨(竹内元一)金志丸(松野尾亮)
全員がアンドロイド?と戦う忍者組織ホカゲの一員。 実際に戦うシーンはないのだけど、稽古だとかモチベーションアップだとかまあいろいろな話が詰め込まれている。 ナレータは赤影。 緑茶はなぜか途中で戦線離脱して客席に座り、批評家に転じる。 骨くんの出番少なかったな〜。 「頭領」に対するツッコミがお約束で、これはなんか川口作品でもよくみるような気がする。 いろんな社会問題を反映している部分もちらほらとみられ、けっこうブラックじゃん、と思った次第w  冷静な赤影と激情型の白玉の対比はおもしろかったが、横山さん、声つぶさないようにね。 椎木さん。。も初作品かな??

アフターイベント
爪田家桐璃さんの落語、「すごくいいバカンス」にも出演されていたきりりさんは若くて礼儀正しい落語家さん。 ソネスで初めて落語を聞いたけど、そのときよりはるかにお上手になっている。 枕にガラパのことや横山さんへのダメ出しとか(笑) そして本題は「遺言」オーソドックスな古典落語。 聞かせてくれました。 また演劇とのコラボ企画があるといいのになと思った次第です。
写真は七夕バージョンの甘棠館Show劇場付近。