「臨場 劇場版」 映画 

teru10162012-07-18

1000円  
レディースデイ、横山秀夫のミステリー小説を原作にした、人気テレビドラマの劇場版。 主演は内野聖陽、他に松下由樹段田安則ら出演メンバーが豪華。 小説もドラマも見てないのだけど、映画が最初でいいと思うんだ。 ざっくりした全体像がつかめるのは映画だと思うし。 ただ、時間が短い分、人物背景がよくわからないところも多いのも確か。
『都内で無差別通り魔殺人を起こした容疑者の心神喪失が認定され、刑法第39条によって彼の無罪が確定。 それから2年後、容疑者の無罪を引き出した担当弁護士と精神鑑定を務めた医師が何者かによって殺される。 警視庁と神奈川県警の合同捜査本部は、通り魔事件の被害者遺族たちの遺恨が絡んでいるとして捜査を進めていく。 そんな中、敏腕検視官の倉石(内野聖陽)は、死亡推定時刻に関する疑問点を理由に犯人は別の人物ではないかと推察する。 合同捜査本部の方針とは違った独自の捜査を展開し、事件の裏側に隠された思いも寄らぬ真相にたどり着く。』(Yshoo!映画あらすじより)

と大筋の内容はわかるけど、倉石の家の植物群とか女性の写真とか何かの病気の発作だとか小坂(松下由樹)との関係だとか、細かい部分が全部こちらに丸投げ。 それでもいいかもしれないけどね。 でも、腰の後ろの痛みって膵臓だっけ・・すごく気になる。 恩師の安永(長塚京三)の目論みや、殺人魔の波多野(柄本佑)の心理状態とかどんどん先に進んで行っちゃうので置いていかれないように頑張ったけど、終了したあとのもやもやが半端ない。  波多野はどうなっちゃったんだろう??  しかもエンドロール流れ出して帰った人もいたから、ちょ、ちょっとって感じ。 パート2がなかったらこのもやもやは解消できないね。 
倉石の社会組織に対する対抗心みたいなものはすごく共感できたけど、ちょっと無理もあるような気もする。 役者は良かったけどお話はもう一歩。 これは。。原作を読んだほうがいいみたい。 買おう。