「コロッケ 錦秋喜劇公演」 博多座

teru10162012-10-24

11時〜 招待券  コロッケ座長公演  
招待券を頂いたので有り難く観にいった。 第一部は「わたくしです物語」原作:山本周五郎
コロッケはTVで物まねをする芸人さん、そういうイメージがあったので、博多座で1か月公演を打つとはちょっと驚いた。
1部 「わたくしです物語」
家老の知次茂平(小松政夫)は後見人をしている忠平孝之助(コロッケ)が頼りなくてしかたない。 嫁をとればと伊久(安達祐実)と見合いをさせた。 しかし、なぜか孝之助は自分を卑下してしまう。 家老やその妻(鶴田さやか?)や乳母(山田スミコ)は気を揉むが・・ しかもそのうちにさまざまな不祥事(壺を割るとか、金を横領したとか、痴漢行為をしたとか。。)が全て自分だと名乗りでる孝之助。 明らかに誰かをかばっているのはわかるのだけど、その理由がわからない。 しかも他の男の子供を身籠ってしまったと伊久がかけこんできたのをこれまた匿ってしまう。 はぁ〜〜??お人よしにもほどがある。 と思ったのだが・・・  家老が安心する日は来るのか? なぜ他人をかばうのか、伊久とはどうなるのか? 孝之助はどうなる?  
ストーリー的にあまりに短絡で、ばればれな感じは否めなかったけど、やっぱり他を思うということはすごく尊いなと想った。 まるでイエスキリストのような孝之助。 それをコロッケが非常に上手く演じた(まるまるとした感じではありましたが) ここまで芝居ができるとは思ってなかったので、観てよかった。 松代役の水町レイコ北島三郎の娘)も非常にかっこよくて見ごたえがあった。 安達祐実がすごく小顔で驚いたw 敵討ちをしにきた男(誰だっけ?)とのやりとりも感動的だった。 まあそもそも敵討ちの習慣もわからないところはあるのだけど。  花道を使って派手なパフォーマンスも行い、舞台も豪華で満足♪ やっぱり一番は小松家老でしたが(^^)v
2部 「コロッケものまねオンステージ」
こちらは普通にド派手できらきらの舞台、衣装、数々の物まねを楽しんだ。 美川 憲一から始まって、美空ひばり瀬川瑛子ちあきなおみ谷村新司、森新一、五木ひろし(五木ロボットひろしw)←これは超びっくり(@@)  あとミニドラマ仕立てで、金八先生古畑任三郎のマジック、リクエストに応えて、福山雅治徳永英明、長渕つよし。。。  他にもいたかな??  映像で東北への慰問だとか、マジな歌の披露とか最後はうるるっとしてしまった。  本当にいい人だな〜〜コロッケさん。
招待がなければ観ることはなかったけど、観れてかなり得したと思った。 ありがとうございました♪