「タンバリン」 ぽんプラザホール 

teru10162012-10-27

20時〜 1500円 劇団go to  
後藤香さんと重松順子さんの新劇団、元K2T3で観ていたメンバー、重松さんって笹本順子さんだったのね。 なんて情報に疎い私^^;  んーご結婚かしら?  まあそんなことは余計なお世話ですね。 タンバリン、楽器? と思って見たら、名前でした。 丹波鈴(タンバスズ)77歳、だったかと。。  喜寿にしてボクシングを始める恐ろしい女性。 演じるは若い小坂愛さん。 最初は設定がよくわからなかったけど、徐々に人物設定があきらかになってくる。 鈴の娘、鳴子(重松順子) 鈴が先生だったときの教え子でこれまた先生になっている新藤揮江(ふかふかまくら) そしてトレーナーの藤沢響香(後藤香) ボクシングを軸に4人の葛藤が明らかになる。 鳴子、新藤、響香のトラウマ、鈴の強い思い。  同じ女性で中年の自分だからわかるこの思い。 鈴の、歳をとっても一人で生きていきたい、という思い。 鳴子の自分がだんだん必要とされてないと感じる更年期主婦の思い。。。  わかる〜〜!!!(><)  それにしても斬新な演出ですごく楽しめた。 まずボクシングがテーマなので4人ともちゃんとボクシングに入門しているということ、小道具を使わずに全てパントマイムで演技するということ(音声つき) ところどころ、何をやっているのかわからないところがあったけど。 レストランで水をサーブしているのとたぶん朝顔とかに水をかけているのが似てたのね。(違ってたらごめんなさい) 後藤さんの役はプロボクサーと偽りながら鈴たちにボクシングの基礎を教えているアラフォー女子。 後藤さんはよくこういう役をされる。 暗くて内面に向かっているというかあまり笑っているイメージがない。 反対に重松さんは表向きはあけっぴろげで表裏がない。 毒舌も多々。 ジャブをジョブ、バンテージをボンテージ、スパーリングをスパークリングなどなど、全くお約束なのに素直に笑える。 それぞれの味にふかふかまくらさんと小坂さんが組み合わさって、あっという間の1時間半だった。 ボクシングはよくわからない世界だけど、スポーツを愛する者として、女性として、多くの人に観てほしいと思った作品でした(^^)v go toこれからも楽しみにしています♪