「巷説〜井尻殺人事件」 いじ☆かるstudio

teru10162013-01-09

19時半〜 1000円 劇団アントンクルー 
ご贔屓劇団のひとつアントンクルー、しかも歩いて10分、走れば5分のいじ☆かるstudio。 ずっとロングランしていたのだけど、やっと行けるようになった。 当日に電話をして前売り料金で入れてもらう。 ありがたい。 こないだ、劇団うりんこの平松さんのWSで初めてここを訪れたのだけど、いい雰囲気の小屋だと思った。 建物としてはいいのだけど、立地としては井尻は中央でないということがあって、南方面の私にとっては近くだけど、そのほかの福岡人はどうなのかな〜と思ってしまう。 それは枝光になかなか行けないということも合わせて思い出してしまうのだ。 小倉は結構近い。 都会で新幹線でいける。 だから行きやすいけど、枝光はかなり不便なところだ。 気軽に行けるところではない。 地元を活性化したいという思いはわかる。 でも厳しいものはあると思う。 
閑話休題、井尻殺人事件、アントンの新メンバーだという、かなり若くて美人の岡本直華嬢、メイクの妙はあるものの、びびっとくる美人だった。 演じるは熱海殺人事件の花子婦警。 意標をついて、最初は納豆ぐるぐるのシーンから・・・うーん、これってどうなんだろう?  井尻でなくとも白鳥の湖で幕あけて欲しいな〜と思ったのは私だけはないだろう。 対する木村伝兵衛刑事を岩井眞實氏、おやじギャグが多少多かったようだけど、なかなかの伝兵衛だった。 ただ、どうせなら岡本嬢の伝兵衛を観たかったかもしれない。 女性伝兵衛版は数々見ているのでそっちの方がデフォになっているようだ。 ここいじ☆かるstudioにつなげての話で説得力があった。 井尻を活性化したいという思いは十分に伝わってきた。 協力したくはあるけれど、リアルな近所の友達に井尻に芝居観に行こう〜というのは気軽にはできない。 活性化したいのはやまやまだけど、あせってしまう。 あせりは禁物なんだろうけど。 それは千円がけっこうハードル高いということも一因。 いっそワンコイン(500円)でロングランしてくれたらもっと人を集められると思う。 金銭が絡むとますます難しい話になってくる。 もうやめておこう、きっと余計なお世話だろうから。 今夜もちびちび飲みながら、そんなことを徒然に思うのであった。