「けれどスクリーンいっぱいの星」 九州ビジュアルアーツC館9階

teru10162013-03-06

17時〜 無料 流星ぱれっと
九州ビジュアルアーツ声優学科、1年Bクラスで結成された劇団。 こないだ観た宇宙色ばれっとと同じく広瀬健太郎さんの指導を受けている。 前説では宇宙色ばれっとと同じく広瀬さんの歌が聞けた。 期せずして観客席から手拍子が起こって本人も苦笑い。 この作品はかなり有名らしくていろんな所で上演されているようだ。 脚本は高橋いさを。 初演が1986年、長男を産んだ年だ^^; 
常盤コーポラス23に住んでいる5人の住人は若いけれど職業がいろいろで、それなりにもめながらも普通に暮らしていた。 だが、日常にドラマを期待するみんなは次第にその妄想を膨らませ、5人のアナザーなる悪人を産みだし、そのアナザーたちと戦う地球防衛軍になってしまった。 地球を守ることがはたしてできるだろうか? そしてアナザーたちの弱点とは? 
なんとか戦隊というのを初めて聞いたのが「ターボレンジャー」むろん長男が好きだったのだけど、それから形を変えつつも、戦隊物は色あせることなくこんにちに続いている。 すごいロングランだよな〜  さすがに今は全く観ないけど。 5色ってのがお決まりだし、それぞれのテーマがあったり、決め台詞があったり、男女比率が微妙に3−2とか4−1だったりw  多くの人に心地よさを感じさせる設定なんだろうな〜と思う。  さて、今回は常盤住人5人とそれぞれのアナザー5人の計10人の出演。 衣装は同じで右手に腕章をはめているほうがアナザーという設定。 微妙に似てたり全く似てなかったりするそれぞれの役者を見比べるのが面白い。 レベル的に差があるのが残念だったけど、学生なので許容。 一番際立っていたのがアナザー小林の田中博康さん。 劇中でも言われていたけど、中国系の顔立ちで面白みのかけらもなさそうな激細い体格なのだけど、セリフも演技もすっごく面白かった。 お笑いのボケつっこみもタクミでちょっとびっくり。 これからもどこかで観たい役者さんです。 約2時間の尺だったけど面白かったのでほとんど長さは気にならなかった。 それにしても最後まで。。。醤油はないだろ。。醤油は。。。とぶつぶつ言ってた私です(爆)