サンピリの「変身」 ぽんプラザホール

teru10162013-03-09

19時半〜 1500円 サンピリ
作・演出 竹内元一  
青年センターでおなじみのサンピリがぽんにやってきた。 出演メンバーはやっぱりガラパメンバーが中心。 まめまめしく会場整理をする元ちゃんはいつも可愛いなぁ〜と・・(〃▽〃)テヘ
武は売れない絵描き、妹の雫と母の結子は心配でたまらない。 雫は母の託け物を届けたり、料理したり、あれこれ日用品を買ったりあげたりしている。 うっとうしく感じながらも受容していた武のところに、モデルの茜がやってくる。 茜はネフローゼを患っており、透析も間近い日々だった。 茜と恋愛関係になり雫を遠ざける武だが、甘美な日は続かなかった・・・・
ちょっとした部分部分に自分を投影できるところがあって、全体のまとまりが微妙ではあったけれどかなり楽しめた作品だった。 5人が道具的なものとアンサンブル的な役を担う。 2人が親的役割。 照明、映像も独創的で、ピンスポットを移動させたり、あれは新聞? だったかの映像を床に映し出すとか、幻想的だった。 音楽も結構知っている楽曲を使用してあってすごく楽しめた。 武役のマッスィーさんはダンスの人らしくて、YOU TUBEでそのパフォーマンスを初めてみてびっくりした。 パフォーマンス的に一番好きだったのは武と茜がモデルのポーズを決めようとして手と手を合わせながら移動しながら動きながらだんだん激しくなっていくところ。 道具的演技では流し場で手を洗うとか洗濯機から洗濯物を取り出すとか炊飯器のご飯をかきまぜるとか。 あと、お医者さんの生気のない患者への呼びかけとか問診とか、クビに付けた縄とか、えらく病院に対して懐疑的だなとは思った。 そういうところばかりでもないんだけどね。 そういうところが多いのかもしれない。 私も病院嫌いだけど病院ないと困るし。。 あー矛盾。 こういうところが病的なんだよね。 あ、、ところで「変身」の意味は??