「ばななとグローブとジンベイザメ」 映画 

teru10162013-03-20

監督の矢城潤一さんと知り合いの方からチケットを頂いた。 ここのところ映画はご無沙汰だったので、有り難く見に行くことに。 ちょうど大洋シネマカードも満杯だったので、夫と一緒に鑑賞。 ここはレトロな感じがしていいよな〜 ちょうど中洲deシネマも開催中だったのでそちらも覗いてみたかったのだけど場所が違う? ようだった。 去年亡くなられた馬渕晴子さんの遺作でもあるこの作品はとても心に残る作品だった。
『介護の必要な祖母園田俊江(馬渕晴子)と暮らす園田敦(中原丈雄)は15年前に妻、堂本真理子(黒田福美)、息子の堂本光司(塩谷瞬)、娘の堂本さつき(趣里)を棄て自由奔放に生きている。 父を反面教師とするように、光司は「弁護士」を志し司法試験に合格、独立するまでの期間を大原文雄(柄本明)の元で研鑽を積んでいた。 光司の婚約者山辺倫子(原田佳奈)との結婚の話が進む中、忘れていた「父」の存在が浮上する。 光司は倫子との結婚式を終えたある日、敦の留守中に俊江の容態が悪化、発見が遅れたことにより他界してしまう。 葬式にも顔を出さず、働いていた焼肉店の売り上げと一緒に蒸発してしまう敦。。。』公式HPより
最近あらすじ手抜き^^;  本当は自分のことばで書きたいのだけど、だんだん無理になってきた。 特に映画は登場人物多いし、展開が広範囲だし・・・ と言い訳してみる。
典型的なダメ人間な敦だけど、なんか憎めないというか、親近感を感じるというか。。 人間そうそう真面目には生きていけないよ。 そりゃ肉親や関わり合った人は災難だけど、第三者から見る敦は「いいおっちゃん」なのだから。 自分の親戚でもこういう人物がいるんだよな〜  なんというかマイペースな。 お店の売上を盗むってのはほんとに犯罪だけどね。。  題は合言葉みたいだけど、ストーリー中のキーワードになる3つなのだ。 ばなな(なぜにひらがな?)は園田家が全員好きな果物だし、グローブはキャッチボールの思い出だ。 ジンベイザメに至っては唯一光司が覚えている家族旅行での父親との思い出。 家族ってどれ一つも同じものがない唯一無二のものだ。 それは最近実感する。 仲がいい、ばっかりではないのも家族なのだろうと思う。 そんなめんどくささを上手に表現されていたな〜