19時〜 チケットプレゼント 五反田団
作・演出 前田司郎
福岡演劇フェスティバルの開幕だ。初っ端からシアタービューフクオカのチケットプレゼントに当たってしまった。 なんだか申し訳ない気がする^^; 今回は観れない作品が多いので共通チケットは見送っていたの助かっているのだけど。。。 今年の運はこれで終わりか?
みちるはアラサー、不安定な感情を持つ女性。 不倫を超えて昔の同級生、石田とつきあうものの、やはり空虚感は埋められない。
死んだはずの姉との会話、何かを象徴している東京タワー。 大都会で迷子になっているみちる。。
前田司郎、聞いたことがあったけど帰りに思い出した!「生きてるものはいないのか」の作者なんだ! アフタートークでこの「生きてる・・」が出たときもはて?聞いたことあるな?くらいだったのに^^; 理不尽な映画で鑑賞後感がはなはだしく悪かった覚えがある。なるほどね〜〜
それに比べたらこの作品はぶっとんではいたけどかなり面白かった。 やっぱり舞台で生身の役者さんを観るのはたとえ支離滅裂なセリフを言っていたとしてもその表情や動作が生々しく伝わってくるのでどんな動画より説得力があると思う。 進んでいくにつれ場面の転換がはなはだしいのだけど、
誰もが思う(ところだろうけど)、心に空いた「穴」がなぜにたぶん膣から子宮??? 出産シーンを思わせるあのシーンはどぎつかった。 港区とか東京タワーとか芝公園とかなじみのある東京の風景に思いをはせた。 あー行きたいな。。。
折りたたみ椅子を30ほど配置して下手奥に東京タワーをイメージしたロープが垂れ下がっている。 音楽はいっさいない。 シンプルを極めた舞台で主役のみちる役の伊東沙保さん、出ずっぱり? すごい存在感。 美人でキュートな女優さんなんだけどそれだけではないすごさを感じる。
アフタートークは劇団員数名で。 とはいっても前田さんの独壇場ではあった。 うーんユニークw この作品にとどまらず五反田団に期待します。