「プラチナデータ」 映画 ネタバレ

teru10162013-04-07

1000円 (夫婦割引) 
久しぶりの映画、いろいろ観たいものはあったけど夫の選択でプラチナデータ
原作:東野圭吾 読んでいません。
前日にちらっとネットで感想等を拾ってみたけど、結構厳しめの感想が多かったので、ドキドキしながら鑑賞。
へぇ! 面白いじゃん!! 童顔で小さくて頼り無い感じの二宮くんだけど、なかなかの演じっぷりで楽しめた。
少なくとも以前見たGANTZより合っている配役だと思った。

近未来、警察のDNA鑑定による犯罪捜査は格段の進歩を遂げてきた。 その中心にいたのが天才、神楽龍平(二宮和也)だが、
図らずも、そのDNA捜査システムからある事件の犯人と断定された神楽は逃亡する。
彼を追う警視庁の浅間玲司(豊川悦司)は疑問をいだきつつも真実を見極めようとする。
神楽は逃げ切れるか。真犯人はどこにいるのか・・・

この程度のネタバレなら公式サイトにもあるから大丈夫かな。 私もこの程度は把握して観たけど、もっと仰天なことはいくらでもあったw
二重人格の件はありえないことではないけど、神楽とリュウの違いは心地よくさえもあった。 人間ってこんな真逆の人格を持ち得るのではないのかな。。
ちょっと希望的な意味合いもあるけどね。 あとミッションインポシブルばりのカーチェイスは愉快だったな〜〜 
心情的な部分ではリュウのほろっとする性格や蓼科早樹(水原希子)の繊細さがものすごく印象的だった。
白鳥里沙(杏)の巧妙さよりははるかに理解できた。 また水上(鈴木保奈美)は久しぶりで懐かしかったがこの設定はありえないだろうという幼さ。
いくら技術が進歩した近未来にあってもこんなに簡単に・・という思い。 原作は男性との設定らしいけど、女性がこんなことは絶対にしないような
気がする、ひいき目だけど。 映像的にはSARIの研究所や水上の住居だか研究室だかが植物に覆われていて無機質な感覚を緩和していたように思った。 
それであってもあのDNA鑑定の緻密さや監視カメラによる追跡システムには驚く。  近未来がこうなっていくのなら、犯罪は減っていくのだろうか。
冤罪は減るのだろうか。。。