「トリツクシマ」 ぽんプラザホール

teru10162013-04-27

14時〜 1500円(ペア券一人分) 劇団ノコリジルモ
作・演出 熊谷茉衣子
若い女性の劇団、ノコリジルモ。 ぎゃ。とかK2T3とかを彷彿させる。 女子ってパワフルだよな〜
舞台は鍾乳洞。 よくわからないけど怪しげな霊媒ドードー(手島曜)とそこへ集う数名。
誰も本名を名乗らない。仮の名で呼び合う面々。
クジャク(小柳緑子)は女を捨てたい、ダチョウ(脇内圭介)はコトバを思考から外に出せない。
ヤンバルクイナ(宮地悦子)は実はオバケでペットのダスキン(犬)を探している。
カモノハシ(野中双葉)は間違って参加したのにまだい続ける。
ペンペン(田島宏人)はこれまたいまにも死にそうな人間の浮遊霊。
これらの名前が実は絶滅(またはしそうな)鳥の名前だったってのがミソらしい。
あ、カモノハシは鳥類ではなくて哺乳類だけど。
彼ら、彼女ら憑りつかれ状態を回避できるのか・・・望みは叶うのか・・・

怪しげな霊媒師は憑りつかれたものを排除する力があるらしい。 
それも鍾乳洞にある時間帯だけに差し込む光が輝くときだけ。

発想は面白いし、上手い役者さんばかりなので楽しく見れたのだけど、
なんとなく今までのノコリジルモと方向が変わっている感じがしたのは私だけ? 
最近自意識過剰傾向があるせいか、どうしても教訓的にとってしまうのは楽しい観劇の妨げになってるような感じ。
それにしても宮地さんの天然役な演技にはほっこりする。 彼女こそ霊媒師とか似合いそうだな〜
むろん手島さんの怪しさは炸裂していましたw