心中×対決 【SONEZAKI×SHINAGAWA】西鉄ホール

teru10162013-04-29

14時〜 チケットプレゼント ゼロソー、第七インターチェンジ
またもやチケットプレゼント当選! 今年は当り年?ありがとうございます!

大好きな女優さん、松岡優子さんを擁するゼロソー。
なかなか熊本に観に行けなかったのだけど今回は福岡演劇フェスティバルの公募枠作品として登場。
心中対決ということで、第七インターチェンジと約一時間ずつの共演。 どちらも有名な古典(でも読んでませんw)
西鉄ホールを二か所に区切っての舞台設定で、なるほど。

まずゼロソーの「曽根崎心中」セリフが難解。 当時の言葉使いだろうけど、大雑把にしか聞き取れず、まるで歌舞伎を見ているよう^^;
でも雰囲気で女郎のお初(松岡優子)と徳兵衛(吉丸和孝)の悲恋具合がわかった。
若干、姉弟の感じが強かったけど、それはそれでいいのかもしれない。
その他の女たち(ますながあすか、青江莉沙)はいろんな役をこなしてこれまたよくわからない。衣装がかなりはちゃめちゃ。
ヒール役の九平次(村山優一郎)はかなりインパクトがあって好みだったな。
さすがに心中シーンは迫力があって胸が苦しくなる。愛する人を殺さねばならない徳兵衛の無念さが伝わってくる。
演出は河野ミチユキ

続いて場所替えして第七インターチェンジの「品川心中」こちらは落語の演目で、基本は笑なので、心中の重たさはない。
和服を思わせる簡易な服の女子が五人。初めてみた演出だったけど、画用紙にマジックや筆?でセリフをアレンジしたものを
書いてあって(数十枚も)それを見せながら、しゃべりながら次々と放り投げていく、んー説明が難しい。
投げた画用紙が客席にも飛んできたりして、書いている内容も結構おもしろくて注目。たぶんそれぞれの役者が書いたと思われる。
かなり凝っているなー でも片づけやそろえるの大変だろうな〜
肝心の心中のほうは女郎の戯言にのって身投げをする男を笑ったもの。
演出は亀井純太郎

曽根崎 Vs. 品川はそれぞれの持ち味を生かしてあって引き分けという判定で(^^)

追記、松岡さんの舞台生活30周年記念公演群というちらしです、ツアーでぜひ福岡へ!!