「あかい壁の家」 まどかぴあ大ホール

teru10162013-08-29

19時〜 3200円(会員割引) オフィス3〇〇

脚本・演出 渡辺えり

やっとまどかで演劇が観れる。なかなかないんだよね〜
しかもこれはかなり期待できる音楽劇だ。 中川晃教高岡早紀他、若い感じのメンバーだ。
中川アッキーくんはモーツァルトで観て以来。井上芳雄くんとのダブルキャストだったけど芳雄くんより役にあっていたような覚えがある。
とにかく、歌が上手くて味があって、とにかく。。。涙が出そうな歌を歌う子だってこと。
この演劇を観るまでアッキーが東北出身ってことは知らなかった。
前面に東北震災を出す演劇は少なくはない。パフォーマたちは自分のことばで震災を語る、憂う。
この作品もまさにそうだった。ただし、それに付随してポンペイ(過去に自然災害のあった地域)であるとか、なぜか味噌の会社だとかww
かなり渡辺さんの思いが詰まった作品だと思った。 あまりの濃さについていけなくなった場面も(@@)

演奏良かったし、各役者さんの演技もそれぞれよかったと思うのだけど、観る側としてはかなりのごちゃごちゃ感は否めない。
かなりたくさんの出演者だったけど、メインは凡平役のアッキーとその姉、浪子(高岡早紀)なのかな。
その割には早紀さんの印象があまり残ってないのが残念。。
圧倒的に印象に残ったのは引退した大女優(緑魔子)とその付き人だった木下朝子(馬渕英俚可
それでもわかる部分だけ端折ってうんうん♪と理解したふりをしながら、最終シーンにたどりつく。

ともかくまともに歌えるのはアッキーくらいしかいないのだけど、演技とパーフォーマンスでなんとかおちつく。
バク宙をした女の子がいて、ちょっとびっくりしたけど。

コスパを考えたらこれで最高!アッキーの歌が聞けただけでもこの金額は安すぎた。
内容は自分には重すぎた感もあったけど。

ありがとう、まどかぴあ、ありがとうオフイス3〇〇