「縦横無尽」 湾岸劇場 博多扇貝

teru10162013-12-16

20時〜 1000円 最新旧型機クロックアップサイリックス×劇団ぎゃ。

脚本:川原武浩 演出:中村雪絵

クロサイとぎゃ。のコラボなんてもう観れることはないだろう。縦横無尽の初演は12年前らしい。
まだ私は演劇をそこまで観ていない時代、残念。
クロサイの演劇傾向はなんとなくわかってきたけれど、これをぎゃ。が演る??
どんな風になるのか興味深々だったけど、ほとんどがぎゃ。だった。
ことば遊びとかふわふわの小道具を使う演出とかはクロサイだったけど、演技自体はぎゃ。
しかも新人の長沼嬢、足立嬢が頑張っていて、現代風になっていたと思う。
あー初演も見たかった。無理だけどね。

ひいらぎ荘は一人暮らし限定のアパート、どこにでもあるように音の苦情があちこちから吹き出す。
問題は5号室のゴダイ(仮名)さん宅。アサダさん、イイダさん、ウエダさん、エコダさんは不満が募っている。
意を決して代表が苦情を申し入れに行くも、妹が出てきて要領を得ない。ゴダイ(仮名)さんは禁止事項を犯しているが
この妹はちょっと知恵遅れ的な様相を呈す。少し同情の余地あり。
ゴダイ(仮名)さんは極々普通のように見えるのだが、クロスワードパズルの問題を投げかける。。
ひとつ間違うと連鎖的にまったく違う方向にいってしまう。それを縦横無尽と名付けたのか・・

住人同士の争いをどたばたコメディっぽく表していて、走り回ったりどなったり。
ちょっと行き過ぎかな、と思う場面もあったのだけど、客席の笑いも多くて楽しかった。
個人的に長岡さんのファンなので、ひいき目で観る感じはあったかもしれない。
クロサイの長岡さんというより、バカダミアンの長岡さんっぽい感じだったかな。

いろんなグッズを作っていたけれど、iPhoneカバー(Gyarosai)を購入、色もよくてかなり気にいった。
本当は中身のわからないブロマイド販売だったけど知り合いから長岡さんを譲ってもらって感激(〃▽〃)

いろんな意味で2倍に楽しめた公演でした♪