「岬のさえずり」 ぽんプラザホール

teru10162013-12-20

19時半〜 500円 78produce

作・演出 宮園瑠衣子

極々オーソドックスなリーディング公演。台本を持った役者が5人、中央のいすに背合わせで腰掛ける。
いつもながら漠然とした宮園作品。
表現は方言を使ったりギャグを言ったり今風な若者の会話を多用しているのも特徴。
全員、初めて見る顔で学生らしき模様。 
ト書きを読む女性の口調がかなり素人っぽくて気になったけれど、
それ以外はセリフで気になることはなかった。
内容はかなり引き込まれたし、どう展開するかをわくわくと考えることができた。
本公演でもっとインパクトのある演出をおこなえばきっと話題作にはなると感じた。

まあそれも私個人のひいき目もあるかもしれない。
いろいろな感想を目にするにつれ自信を失ってきた。
ことばには振り回されない。他を尊重しつつも自分の直観を信じたい。
ずっとそう思ってきたけど、もう限界かも。

このブログだけでなく、インターネット全般に対してすごく自信がなくなってきている。
いろんなSNSで気楽に楽しめていたことがなんだか全然楽しくなくなってきた。
更年期うつではないかと勝手に思っているがw

ともかく今年の観劇納めだ。恒例のハウステンボスでもちょっとした芝居は見れると思うけど。

宮園瑠依子さんの戯曲を公演として立ち上げてくれる方を心から切望します。