18時〜 1000円 綜合藝能座家 下衆會
綜合演出 小林ゆう
甘棠館Show劇場での今年のお初は下衆會第2弾、４つのオムニバス作品に映像まで楽しめるものだった。
『最強の助っ人』脚本：ミルキィなお
恋のキューピッドの2人が余計なお世話に近いような恋の秘薬を授ける話。ほのぼのファンタジーコメディ。
nicoちゃんのキャラが良かった。野良さんはこういう役が一番似合うなぁ。
『拝啓、コバヤシユウ様』脚本：藤井ショウジ
5人の劇団員の話。劇団立ち上げから稽古、大会、そしてユウが死んでから。。
演劇に携わる者の心の中が見えるようなリアルで切実な話だった。胸に響いた。
『雪女事情』脚本：石橋半零
3人姉妹（？）らしき雪女。早く人間の男と結婚したいという願望がある。
迷いこんできた男は不細工で好みではなく互いに押し付け合うが、
話を聞いてみると心根のいい男で今度は奪い合うことに。
ハチャメチャな話だったけど楽しかった。
『白み桜朧に咲く桜』脚本：小林ゆう
「臥龍桜におかえりない」の続編 お菊とマツキチの娘とお菊の会話。時がたったことを感じさせる。
弱っているお菊を気遣う娘がいいな。 お菊は後ろ向きでゆったりとしゃべる。
ときどきぼたんの話題も出てなつかしい感じ。雰囲気のいいお芝居だった。
この４つの間に前後編の映像をはさむ。
稽古場で、作本真穂さんをnicoちゃんが無視するというどっきりを仕掛けようということだったけど、
実は逆どっきりで、というもの。罪作りだなぁ〜〜 そりゃnicoちゃんは泣くわ。
それにしても野良さんって舞台でも稽古でもはたかれ続けているんだな〜笑
いろんな作品を楽しめた下衆會、冬の陣でした♪nicoちゃんを加えてさらにパワーアップ。
全体的にレベルアップしていたと思う。
