「交互に光る動物」 西鉄ホール

teru10162014-04-24


19時〜 共通チケット ブルーエゴナク

作・演出 穴迫信一

福岡演劇フェスティバル、公募枠作品。北九州市のブルーエゴナク。 3月に劇トツで女装三人組の作品を観たばっかりだ。
今回の作品はその後に作ったらしい。えええ、そんな短期間で? すごい、穴迫さん。
10人の役者が一斉に動いたり、各所でピンポイントで演技したりと、village80%と似たイメージをもつ穴迫さんの作品。
2〜3名の絡みが次々と繋がってドラマ的な感じもしたし、散文詩的な感じもした。
一般的によく言われるイタイ人全員集合みたいな今回の作品、

一番印象に残ったのはボヘミアンの女(平嶋恵璃香)かなりオカシイけど妙に気になる。なぜか班女を思い出した。
真っ赤なコートの下は裸か下着だろうと思ったら当たった。児玉(木村健二)との絡みが絶妙でぞくりとした。
コンビニの店員、一木(狭間紀光)の淡い恋心とかなぜか歌で表現するところとか思わず笑った。
あやしい会で騙されているとわかっていながらいいなりになるのは浅丘(高山実花)の魅力ゆえ。
彼女のダンスはきれいだったな〜
同じコンビニ店員のよし子(藤田あやか)とダメ典型ひも男の藤原(穴迫信一)のやりとりに、
よし子に恋慕している客の堤(守田慎之介)は吐いて落ち着くタイプ。やきもちまでなら良かったけど刃物はまずいよね〜
あやしい会のメンバー・・だったっけ、けい(三条狼)と同棲中の稲葉(橋本隆佑)とその友人逢見(脇内圭介)の3人の絡みは
今一わからなかった。
凝ったつくりの作品は万人向けではないかもしれないけど、好きな人にはたまらない魅力があるブルーエゴナク。
次回も楽しみです(^^)v