19時〜 1500円 （劇)池田商会
作・演出 安倍祐馬
安倍さんの作品はホラー系が多いと思っていたけれど、今回の作品はファンタジーね。
お伽噺のようでふわっとしてきらっと鋭くて、切れ味がよかった。
ただ、ストーリー的にはあっちこっちに飛んでいってよくわからなかったというのが正直な感想。
でもだから良くなかったということはなくて、逆にそれぞれでキャラクターが非常にリスペクトされていて
良かったんじゃないかと。結構登場人物は多かったのだけど、みんな濃いキャラクターなので。
最強だったのはカラスのリーダー（？）松本裕子さん、メイクも演技もすごい！！
大好きな女優さんなので、このパワフルさはもう感謝感激あめあられってくらい。
最近落込み気味な私に喝を入れてくれた。
そして強力ルーキー女神役の山中麻美さん。これからがすごく楽しみな女優さんです。
めきめきと頭角を現しつつある海賊役の中村大介くん、カラスに負けないくらいメイクしてほしかったな〜〜
そして、バカ？かと思われるくらい生真面目な男役に久保大輔さん。いいわ〜〜良かった〜〜〜
しかも久保さんの歌まで聞けて最高の舞台だった。
劇場パンフには
「いつごろからわからないが私は「常識」が理解できなくなってしまった。・・・・・・」
このことばは拡大解釈ができそうだけど、正気でありながら常識のない（らしい）私には
ちょっと勇気をもらったコメントであった。池田最強、大好き。
