「第七回 ことのは語り  〜宮部みゆき〜 」 アクロス円形ホール

teru10162015-05-28


19時〜 1500円 

テニスを一緒にさせてもらっている彰田さんから案内をなんと前日に受け取る。
・・・んん、厳しいけど彰田さんに誘われたからには。。。。

『地下街の雨』薗田潤子
宮部みゆきはよく買うのだけど途中断念の本もなぜか多くて。。。
この作品はまだ読んだことはなかった。
薗田さんの技量もあると思うけど結構入り込む。
アサコの恋愛、せつないくらいに胸に迫る。読んでみたいと思った。

馬頭琴演奏 DORAN
全編を通してバックグラウンドで演奏しているDORANさん(モンゴル人)のライブ3曲。
若くて美人。。。20代だろうか?民族衣装に身を包み、馬頭琴を奏でる。日本語がかなり上手い。
馬頭琴が普通の弦楽器と違って、弦を抑えるのでなく。爪で弦の下からささえたり弦の側面を抑えることを知る。へ〜〜〜

『神無月』高野峰行、彰田新平
病気の娘のために仕方なく押し込みをする男とそれを推察する岡っ引きと飲みやのおやじの話。
男の正義は神のいない神無月に年に一度事をささやかに起すこと。それと察した岡っ引きは見逃そうとするも、
前回人を傷つけてしまった男を思いやる。
ひいき目のせいか年長の高野さんより彰田さんの方が朗読が上手だったよう。

『片葉の芦』鑪しずこ
幼いときに同じ歳のお美津に飯を恵んでもらった彦次、お美津の父親で強欲な藤兵衛にみつかり厳しく諭される。
その後蕎麦屋で立派に働いているときに、藤兵衛が殺されたことを知って、彼よりお美津を案じる彦次だったが。。。
可愛らしい声で小さな体なんだけど、ステキな方だった。元アナウンサーだとか?

さすが宮部みゆきの作品は聞きごたえがある。あとは朗読の技量だけかな。
若干それに差があって、聞きにくいところもあったけど、おおむね満足。
やっぱり歳を重ねるとなんでも衰えてくるのはしょうがないよね。

よし、買おう(^^)