19時半〜 2300円(スタートダッシュ割12/2)2600円(ペア券12/13) 万能グローブガラパゴスダイナモス
作・演出 川口大樹
ロングラン公演、今回は初日と福岡千秋楽を観劇。(すみません、まとめて書いてます)
さすがロングランの強みで見逃した部分を再度じっくりと観ることができた。
ガラパは安心して観れる、そしてここぽんプラザホールが一番合ってると思った。
会場に入ったとたん、ガラパの世界に引きずり込まれる。
いろんなところに秘密の出入り口がありそうな和風戸建の部屋。
暗転のちに舞台にいた面々は喪服。
おじいちゃんのお葬式が終わったあとの家族の様子。
ちょっとわけありような、母と娘2人、あと親戚?なのか男2人。
可愛いカラフルな衣装の2人は、なんて言ったっけ。。不正行為防止委員会?
天袋から逆さまで出てくる。見てるだけで頭に血がのぼるぅ〜〜
補聴器の営業マンは親ほどの年上の女性に恋をしている。
この設定は斬新だな〜〜! でも今や珍しいことではないかも?
普通の世界のごく一般的な風景と思っていたら、やたらと空間のひずみを強調する。
あちこちに出入り口がある。。 これって。。。
あーやっぱりね。大胆な設定だわ、でも無理なく「あーね」と頷いてしまわせるのがガラパ。
そういえば、前回の「ひとんちでさよなら」もスケールがでかかったな〜
あの作品に仰天したのがついこないだなのに、またもやすごい作品で驚いた。
今回もゲストの杉山英美さんが素晴らしかった。あちこちに飛び跳ねる作品をぎゅっと締める。
おちついた物腰と色気のある喪服姿。 浦田くんじゃなくても惚れるわね。
彼女の二人の娘がこれまた、それぞれにいい味を出している。
血の繋がりがない親子ってすごく難しいと聞くけれど、
極端にそれを表現していたところが尖っていた。
ラストは丸く収めてくれてうれしかったけどね(^^)
何に生まれ変わりたいのか?をビジネスというかノルマにするなんて
人間死んだあともホッとできないんだなと微妙に憂鬱w
実際カゴメのストレスっぷりはなかった。まるでモーレツサラリーマンだ。
メグルとヒグラシのコンビは愉快だった♪感じが似ているから入れ変わってもわからないよ笑
メグル役の柴田さん、上手くなっていたなぁ。いい個性出していると思う。
相変わらずおとぼけの阿部ちゃんは笑わしてくれる。なんというかセリフをしゃべる「口」が面白いんだよな〜
ただ、このキャラが警察官である必然性がわからなかった(。・_・?)ハテ?
早樋さんはまた違う面白さがあるね。 若さを強みにしている。(今だけだよw)
千秋楽はアフターで生コメのイベントがあった。
久しぶりに川口さんを拝見してテンションアップ♪
新しいことにいつもチャレンジしている感じがある川口さん。
これからもやらかしてくれる?と思う。
蛇足だけど、ちょいと気になった部分。
ペットボトルは生物じゃないよねぇ〜 まだ生コメのみかんのほうが説得力あったかもww
ふぐで毒があるのは内臓、白身の部分じゃないかなぁ〜ww
でも全然おkです♪
ほんっとに面白かった。大阪、東京でも暴れてきてください!
まだまだ進化し続けるガラパに乾杯(^^)v
キャスト
トバリ:椎木樹人
笹川:阿部周平
カゴメ:横山祐香里
浦田:早樋寛貴
いつか:田崎小春
ヒグラシ:山崎瑞穂
メグル:柴田伊吹
環:針長亜沙美
今宵:杉山英美