18時〜 1800円(ペア券一人分) アントンクルー
演出:安永史明
魅力的な役者さんが勢揃い。
シェークスピアの3大悲劇のひとつ、リア王は子供のころに読んで
その悲惨さよりコーデリアの心根の美しさに感動した覚えがあった。
風吹の中に追い出された2人のシーンを感想画に書いたような気がする。
この舞台も違わず、いい作品だった。
今回もタイトルロールはキングリアではあるが、
目を引くのは3人の娘たち。
むろん、ゴネリルとリーガンのあくどさは折込み付きだ。
ベテラン2人の女優がこれでもかと自己中姉妹を演じる。
いやーほんとにくたらしいくらいの演技でした^^; 本当はとっても優しい女優さんなのにね〜w
そしてコーデリアの根岸美利ちゃんは、各方面で活躍中。
本当に愛らしい。チョイ役でなまいきな子どもの役もしたけれど、こちらも上手い。
間が空いてしまうと本当に記憶が戻ってこない。。
バッチョさんがカッコ良かったこと、原エドガーが優しいのに可哀そうだったこと、
大竹エドマンドのずるがしさ、ETC..
ベテラン陣もステキで大好きなアントンクルーを満喫した。
だけど、カーテンコールで舞台にあがった安永先生は
なんと。。。解散を宣言。がーーーーん・・・・
そうだよね。。。ずっと続けるなら世代交代しないとね。
アントンクルーの名前はなくなっても、ここの役者さんや演劇の記録は将来に繋がっていくと信じています。
長い間、お疲れ様、そしてありがとうございました。
リア王 岩井眞實
グロスター伯爵 栃原純司
従者、老人、医者他 東是信
ゴネリル 古賀今日子
リーガン 酒瀬川真世
コーデリア 根岸美利
オールバニー侯爵 石橋半零(綜合藝能座家 下衆會)
コーンウォール侯爵 稲口マンゾ
エドガー 原大介(劇団天地)
エドマンド 大竹謙作(あなピグモ捕獲団)
ケント伯爵 梅田剛利(劇団翔空間 )
オズワルド 鈴木新平(九州小劇場)
騎士 高橋克昌