「大野城 円 演劇祭」 大野城まどかぴあ 多目的ホール内特設円形劇場

teru10162016-03-06


11時〜 1300円(友の会割引) (劇)池田商会企画 総合芸術舎 玉屋  劇団PA!ZOO!!

15時〜 1300円(友の会割引) 14+ 劇団 go to

プロデューサー 村上差斗志(14+)

演劇の祭典はいろんなところで実施されるようになったが、まどかぴあでついに演劇祭が実施された。
3日間、6団体が3公演づつ。

残念ながら全公演を観る日程がとれずに日曜の2公演のみを観劇した。
劇団Holl Brothersと1/4の公演は観れなかった。

それでも残り4団体の公演は見ごたえがあって楽しめる演劇祭だった。
2団体ずつ観て観客も投票できる。ワクワク感がある。工夫された企画だったと思う。
組み合わせの仕方など改善されればもっと多くの人が楽しめるのではないかな。

☆総合芸術舎 玉屋「青春一直線〜部活編〜」
作・演出 三原宏史
我々世代にはとてもなつかしい、「タッチ」をオマージュした作品。
お約束通り、ミナミ→ヒガシ役は三原さん。こんなに女装が笑える人は他にはいない。
玉屋の安倍さん、久保さん、そして池田の若手メンバーが彩りを添えた。
短い時間にうまくまとめたいい作品だった。

☆劇団PA!ZOO!!「スキャット
作・演出 ぎゃお
いつものお掃除おばちゃんではない妖艶な熟女をパズーの面々が演じる。
わーすごい変わりよう。松子、竹子、エリカのコーラス3姉妹。
誰もが思う、なぜ梅子ではないのか?という謎もおもしろおかしく解き明かす。
スキャットのなんたるかも知ることができて楽しい時間だった。

☆14+「絶海」
作 かるべまさひろ 演出 中嶋さと
前作2本と打って変わったシリアスな部分が強調された作品。
ちょっと展開についていけない部分もあったけれど
14+らしい心理的にえぐりこむような作品だった。
特に朝長さんと春菜ちゃんからは目を離せない表現で圧倒的だった。

☆劇団 go to「劇団 go to THE コント」
作 別役実 演出 後藤香
別役氏の「コント検定」から9作品を上演。
途中で体調が悪くなりトイレにかけこんで2作品を見逃した^^;アンラッキー
どれも作品がおもしろいのもあるが役者が上手い!
立藤寿弥さんは初見だったけどこれからの役者さんだろう。

観客投票はどのように反映されたかわからないけれど、
審査員投票も併せて、最優秀賞は劇団 go to
初めてのコントだったそうだけど、全然そんな風には見えなかったよ。