「借りものの刻」 福岡市立博多市民センター

teru10162016-11-16


19時〜 演劇の映像を観る会

劇団、かもねぎショットの1993年の作品
出演者の木内(きない)里美さんも参加されて映像を観たあとにお話しを伺った。

木内さんは熊本在住の女優さん、現在はTHEちゃぶ台という劇団の主催者でもある。

先日久留米であった公演は大変好評で、観れなかったのが残念だった。
その前にまどかぴあであった芝居を拝見して食堂のおばちゃん役が素晴らしく見惚れてしまっていたのだけど。

ずっと演劇部所属で大学のときに早稲田小劇場に入団し、
それから多田慶子さん、高見亮子さんに誘われて「かもねぎショット」を始めたということ。

その後結婚、出産、育児、宮崎への引っ越しなどいろいろな環境の変化があっても演劇を続け、
今は地域密着の芝居作りに力を注いでいる。
気軽に楽しめるものをつくりたいそうだ。

すごい経歴の持ち主で大女優さんなんだけど、気さくな感じがうれしい。

今回観た「借りものの刻」はちょっと不思議な作品で同居の2人の女性が引っ越しをめぐって
会話やパフォーマンスを繰り返すもの。ダンス作品のようにも見える。大道具も異質。
淡々と進んで行く感じがちょっと退屈にもなったけど、木内さんと多田さんはステキでした。

ちゃぶ台の作品もいつか観たいなぁ。