19時〜 共通チケット利用8500円 劇団森キリン
作・演出 森山貴邦
キビるフェス〜福岡きびる舞台芸術祭〜が始まった。
流れは福岡演劇フェスティバルなのだけど、ネーミングに凝ったのね。
期間は9日間、観劇作品は5つで、他にシンポジウムやワークショップが数回。
作品の4つは福岡以外の土地からの参加だ。
コンパクトにまとまっているので観る立場では行きやすいかな。
1つ目の観劇は森キリン、もちろん初観劇だ。
エグポップが主流ということで、ポツドール風?あそこはポップではないか^^;
さて、えすえむ。想像した通り、男女の絡みの話が単独で3つ。
DVの彼氏と別れられない彼女。
ブラコンでペットの犬をバター犬にしている彼女。
風俗店で働いているのを見つけた男が自宅でSMプレイを強要する。
ことばにするとすごく下卑た感じだけど、演じる役者は極々平凡で、
「誰にも言えない話」は誰にでもありうる。ってことを感じながら観た。
さらっとみれて面白かったが、どうにも性的描写は苦手だ。
知り合いがげらげら声をあげて笑っていたので、なるほどそれも1方法だとw
主宰の森山さんは2話の犬をやっていたけれど、犬になりきっていて、
犬の気持ちをとうとうと独白していたのが印象に残った。
初めて演劇を観る人にはちょっとハードル高そうな感じ。
キャスト 森山貴邦、吉原真理、佐治静、田山幹雄、木村衣織、三浦葵