「ラプラスの魔女」 映画 

teru10162018-05-10


1100円  

東野圭吾原作、桜井翔、広瀬すずらの出演による、推理ドラマのこの作品。
結構、期待して行っただけにちょっとがっかり感が否めない。

離れた場所で二つの死亡事件が連続して発生し、両方同じ自然現象の下での硫化水素中毒死だと判明。
さらに死亡した二人は知り合いであることがわかり、警察は地球化学の研究者である大学教授の青江に協力を依頼する。
青江は事件性はないと考え調査を進めていると、そこに円華という女性が現れ……。(映画紹介サイトより)

原作は読んでないのだけど、青江教授はストーリーテラーであって、謎解きの探偵ではないのね。
結局、中岡刑事の推理が当たったのかな? それでも最後はうやむやで。。。 謎は謎のままというわけか。
過去の甘粕家の事件が根本だったわけだけど、よくぞたどり着いたということでは推理小説としてはOKかも。

櫻井くんは童顔で全く大学教授に見えない。助手からも軽んじられて情けない。
最後にかっこいいとこがあるのかな?と期待するもなかったw
すずちゃんは可愛かった。謙人を思う気持ちがとても胸きゅんだった。
謙人役の福士蒼汰は結構抑えた演技だったけど、なんかもったいない感じ。
すごい配役なのにどのキャストも迫ってこなくて。。
リリーフランキー佐藤江梨子、高島政信、などなど・・
ただ、甘粕才生役のトヨエツは結構好きだった。
出てきた瞬間、秋風羽織やん! (爆笑) こういう狂気の役は上手いよね〜
なかなか死なないし。

好きだったシーンは円華と謙人がさいころの目を当てるところ。
中岡刑事が署の喫煙所でたばこを吸うシーン。昔はたばこのシーンって効果的だったから、大変だなって。
最初のたつまきのシーンやラストの家に車が突っ込むシーンはCG感が半端なくて、リアル感がないなと思った。

映画館から帰ってすぐにTVで観た「京都南署鑑識ファイル」の方が面白くて、ストーリーがごっちゃになってしまった。
この手のものは映画館で観なくても良かったかも。

キャスト

青江修介   櫻井翔
羽原円華   広瀬すず
甘粕謙人   福士蒼汰
奥西哲子   志田未来
水城千佐都  佐藤江梨子
桐宮玲    TAO
中岡祐二   玉木宏
武尾徹    高嶋政伸
羽原美奈   檀れい
羽原全太朗  リリー・フランキー
甘粕才生   豊川悦司