「スクリーン」 リノベーションミュージアム冷泉荘B棟1階2コ1多目的スペース

teru10162018-05-22


14時〜 1200円 演劇ユニットそめごころ

作・演出 石田聖也

ノローグ/インタビュー/ドキュメンタリー/いまだなはない彼の話/スクリーン

5つのチャンネルが動き出す。
「僕はこの世界のことを「スクリーン」と呼ぶことにした」(ちらしより)

実に不思議な世界なのだ。
多目的スペースの3つの部屋のうち2つを舞台にして、間の1つを観客席に。
1つは普通の部屋の中。せんべい布団が敷かれている。裸電球。テーブル。。あったかな。
1つは映画館の中の風景、スクリーンがあって、観客席が数席。

田島さんがストーリーテラーで、どこから前説でどこまでが演技がわからないカオスな状態。
「暗転」「明転」で目を閉じてとか目を開けて、とか最初は真面目に従っていたよw
しかも、劇中劇みたいな展開はまるで昔観た映画。。。「インセプション」を思い出してしまった。

5つの話しは役者を変えて同じようになぞっていく感じ。ちょっとづつ変わってるような。
現実の話しもところどころ盛り込んでいて、ニュースでは脱獄囚の話し。
そういえば衣装の作業服っぽい感じが囚人のような気がしないでもない。
部屋を出入りして、チャイム(なつかしいピンポン音)やドアを叩く音にびくっ。
思い切り窓の外からのセリフも、あまり通る人がいないから出来るんだな。
雨降ったらどうするんだろ?傘さして言うんだろうな。

よくわからないお芝居だったけど、やっぱり心惹かれるものがある。

↓このお願い文の最後はなんだろう、怖いね。

【そめごころより、スクリーン上映中のお願い】

スマホなど、音や光のでる機器は電源をお切りください。
写真、動画の撮影はご遠慮ください。
喫煙はご遠慮ください。
許可のない睡眠はご遠慮ください。
上映中、決して死なないでください。


キャスト
加藤真梨 田島宏人 藤田恵佳 君島史哉